1541004 History of Chinese Philosophy

Numbering Code U-LET12 31541 SJ36 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.3
Instructor name KOGACHI RYUUICHI (Institute for Research in Humanities Professor)
Outline and Purpose of the Course この授業では、儒教文献『論語義疏』子路篇を講読する。その経文・何晏等集解・皇侃義疏、そして『経典釈文』(論語音義)を講読の対象とする。
テクストに正面から向かい合い、正確な理解を目指すのはもちろんだが、それをサポートする、書誌学的・校勘学的な知識もあわせて習得することを目標としている。
慶應義塾大学蔵の中国写本の影印に基づき、子罕篇の訳注を作成する。
Course Goals 以下の三点が具体的な到達目標である。
・『論語義疏』の諸本を比較し、書誌学的ならびに校勘学的な手法を習得する。
・訓詁に着目し、『論語義疏』を正確に理解する。
・上記二点に基づき、訳注稿を完成させる。
Schedule and Contents 『論語義疏』子路篇の訳注稿を作成する。
・第1回 ガイダンス
・第2回 「子曰譬如為山」章
・第3回 「子曰語之而不惰者」章 
・第4回 「子謂顔淵曰惜乎」章
・第5回 「子曰苗而不秀者」章
・第6回 「子曰後生可畏」章
・第7回・8回 「子曰法語之言」章
・第9回 「子曰主忠信」章
・第10回 「子曰三軍可奪帥也」章
・第11回・12回 「子曰衣敝」章
・第13回 「子曰歳寒」章
・第14回 「子曰知者不惑」章
・第15回 フィードバック(詳細は授業時に指示する)
Evaluation Methods and Policy 平常点による。平常点は、授業への参加状況、授業の予習、および授業内での発言を重視する。
Course Requirements 中級程度の中国語を修得していること。
Study outside of Class (preparation and review) 事前に工具書類を用いて文意を読み取っておくこと。
Textbooks Textbooks/References 必要なテクストはPDFにて配布する。
References, etc. 毎回の授業に、以下に指定する工具書のうち、いずれかを携帯することを求める。
『新華字典』『古代漢語詞典』『王力古漢語字典』(中華書局)。
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