5753002 Aesthetics and Art History

Numbering Code U-LET09 25753 LJ34 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type reading
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Thu.2
Instructor name TAKAI TAKANE (Institute for Research in Humanities Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 日本・東洋美術史学では、作品や作者を研究する際に様々な文献を読むことがしばしば要求される。この授業では、漢文体で書かれた史料を読むための基礎的な能力を養うことを目的とする。今年度は明、高濂『遵生八牋』をテキストとし、居室環境について扱った起居安楽牋上、居室安處条を読む。授業では、出席者に訓読および現代語訳をしてもらい、語法の確認をしながら漢文読解の訓練をおこなう。各回の担当者を決めないので、全員毎回の予習が必要。
Course Goals ・漢文読解のための基礎的知識、能力を身につける。
・具体的には、漢文の語法について基礎的理解を得る、また訓読、現代語訳のために必要な基本的な工具書を知り、それらを使いこなせるようになること。
・文章の背景にある中国文化に対する理解を深める。
Schedule and Contents 第1回 講義趣旨説明
明、高濂『遵生八牋』の概要説明。授業の進め方、評価方法等についての確認。必要な工具書、参考図書の紹介。

第2~13回 『遵生八牋』起居安楽牋上、居室安處条の精読。
進度は、はじめは1回に半葉程度になるかと思われるが、これを2,3回続けたあとは毎回約1葉は進むようになる。

第14回 総括
読解部分についてまとめ、疑問点を再考する。また、前回までの進み具合によっては引き続き会読をおこなうための予備日とする。

第15回 見学
漢籍書庫の見学をおこなう予定。
Evaluation Methods and Policy 平常点評価
授業時の訓読・現代語訳の発表、および議論への参加により評価する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 各回の精読箇所について、必ず予習が必要。漢和辞典等を使用して訓読、現代語訳しておく。
Textbooks Textbooks/References 漢和辞典が必要。
テキスト、参考資料はコピーを配付する。
PAGE TOP