0022001 Relay Seminars for Undergraduate Students
Numbering Code | U-LET41 10022 SJ36 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | seminar | |
Target Year | 1st year students or above | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Thu.5 | |
Instructor name |
TANAKA SOTA (Graduate School of Letters Senior Lecturer) KIN KIN (Part-time Lecturer) OSON KANSHI (Part-time Lecturer) HATADA MASAHIRO (Part-time Lecturer) CHO RYO (Part-time Lecturer) |
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Outline and Purpose of the Course |
各担当者がそれぞれの研究内容について、中国語学中国文学、中国哲学史、国語学国文学の研究が具体的にどのようなものであるかを受講者に紹介する。授業形式は各講師によって異なるが、「文献学」の基礎的な方法、東洋の文献を読むための基本的な知識を身につけると同時に、各学問領域がどのように連続し、共通の淵源を有しているか、またそれぞれの独自性はどこにあるかについて、言語、文学、思想の側面から自力で考察するための方法論を学ぶ。 |
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Course Goals |
本ゼミナール全体の受講を通じて、受講者は東洋の文献を読むための基本的な知識を身につける。具体的には、 ①中国語学中国文学、中国哲学史、国語学国文学の専修において、どのような研究が行われているのかを知ること。 ②日本や中国の言語、文学、思想について幅広い興味関心を持つこと。 ③日本や中国の文献を読解し、興味を持った分野について自身の見解を整理してまとめる取り組みを通して、「文献学とは何か」を理解した上で、文献学の基礎的な研究方法、工具についての理解を深めること。 |
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Schedule and Contents |
※初回の講義においてゼミナール全体についてのガイダンスを行う。 第1回 中国古典詩文の体裁(1)――詩体概説:古体と近体――(金・中国語中国文学) 第2回 中国古典詩文の体裁(2)――文体概説:駢文と古文――(金・中国語中国文学) 第3回 中国古典詩文の体裁(3)――文のジャンル:詔書と碑誌――(金・中国語学中国文学) 第4回 中国古典詩文の体裁(4)――文のジャンル:上書と序――(金・中国語学中国文学) 第5回 中国の儒教の義疏(1)――儒教の古典とその注釈書――(王孫・中国哲学史) 第6回 中国の儒教の義疏(2)――儒教義疏の起源と発展――(王孫・中国哲学史) 第7回 中国の儒教の義疏(3)――日本における儒教義疏の受容――(王孫・中国哲学史) 第8回 日本漢詩集『懐風藻』について(1)――『懐風藻』に至るまでの日本漢字文化史――(畑田・国語学国文学) 第9回 日本漢詩集『懐風藻』について(2)――侍宴詩・応詔詩――(畑田・国語学国文学) 第10回 日本漢詩集『懐風藻』について(3)――長屋王詩壇――(畑田・国語学国文学) 第11回 日本漢詩集『懐風藻』について(4)――『文選』の影響――(畑田・国語学国文学) 第12回 王朝女流文学と漢文学(1)――女流文学と漢文学――(張・国語学国文学) 第13回 王朝女流文学と漢文学(2)――蜻蛉日記と漢文学――(張・国語学国文学) 第14回 王朝女流文学と漢文学(3)――更級日記と漢文学――(張・国語学国文学) 第15回 まとめ ※フィードバック方法については各講師が授業の中で説明します。 |
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Evaluation Methods and Policy | 平常点(20%)と学期末のレポート(80%・課題選択制) | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業中に指示する。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 配布資料による。 |