3100001 Greek and Latin Classics

Numbering Code U-LET15 13100 LJ36 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Fri.5
Instructor name KAWASHIMA SHIRO (Graduate School of Letters Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course この講義の目的は古典ギリシア文学の基礎的な知識を修得することにある。ヨーロッパの文学はギリシア文学から始まったために、のちの文学活動に多大な影響を与えている。本講義ではそのようなギリシア文学のなかでも、とりわけ有名な文学作品をジャンルごとに概観するとともに、文学を理解するために必要な古代ギリシアの社会的・文化的背景を学ぶ。
Course Goals ギリシア文学史の要点を理解し、西洋古典学研究の基礎を修得する。具体的な全体の到達目標は以下の通り。
( 1 ) ギリシア文学史の基礎知識を得ることができる。
( 2 ) 古典文学作品を正確に読解することができる。
( 3 ) 文学の社会的・文化的な意味を分析することができる。
( 4 ) 古代の知識をもとに、現代について考えることができる。
Schedule and Contents おおむね以下のスケジュールにしたがって授業を進める。ただし授業内で提示された疑問や議論の方向性などによっては、順序や同一テーマの回数を変えることがある。

第1回 イントロダクション:西洋古典学とはなにか
第2・3回 ホメロス『イリアス』口承叙事詩
第4・5回 ホメロス『オデュッセイア』物語と主題
第6・7回 抒情詩、祝勝歌
第8・9回 ギリシア悲劇と民主政
第10・11回 ギリシア悲劇・喜劇
第12・13回 散文、文学と文化
第14回 全体のまとめ
第15回 フィードバック
Evaluation Methods and Policy ・授業内で毎回課すコメントペーパーで授業の理解度を確認するとともに、自らの考えを表現する(40%)
・学期終盤に各主題の理解度を図る確認テストあるいはレポート課題をおこなう(60%)
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 毎回の授業前に指定された参考文献や文学作品を読み、基礎知識を得ておく必要がある。また、授業後にコメントペーパーを課し、授業で扱った事柄についての考えをまとめる。また知識の体系化をはかるために、全体の復習を必要とする。
Textbooks Textbooks/References パワーポイント使用。プリント配布。
PAGE TOP