1303001 Japanese Literature

Numbering Code U-LET10 21303 LJ36 Year/Term 2022 ・ Year-round
Number of Credits 4 Course Type Lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Fri.1
Instructor name KANAMITSU KEIKO (Graduate School of Letters Professor)
Outline and Purpose of the Course 古代から近世に至る物語文学史を講述する。演劇などを含む広義の「物語」を話型ごとに分類して時代による変遷をたどり、その変遷の背景にどのような社会的・思想的・文化的要因があるかを考える。
Course Goals ・さまざまな時代とジャンルの文学作品に触れることにより、古典文学史の流れを実際の作品に即して理解する。
・古典文学作品をその時代の社会制度・思想・文化等に照らして理解し、問題点を発見する能力を養う。
Schedule and Contents 以下のようなテーマを取り上げる予定。ただし進捗状況によって変更する可能性がある。

1.イントロダクション
2.物語研究の目的と方法
3.小さ子譚①-一寸法師
4.小子譚②-小男の草子
5.天人女房譚①-竹取物語
6.天人女房譚②-源氏物語
7.妻争い譚①-万葉集
8.妻争い譚②-大和物語
9.妻争い譚③-雨月物語
10.継子譚①-住吉物語
11.継子譚②-うつほ物語
12.継子譚③-鉢かづき
13.継子譚④-岩屋の草子
14.継子譚⑤-摂州合邦辻
15.物語観の変遷①-中世
16.物語観の変遷②-近世
17.遁世譚-西行物語
18.遁世譚-しのびね
19.遁世譚-しぐれ
20.異類婚姻譚①-玉水物語
21.異類婚姻譚②-芦屋道満大内鑑
22.判官物①-義経記
23.判官物②-烏帽子折
24.判官物③-御曹司島渡
25.判官物④-義経千本桜
26.異類合戦譚-鴉鷺物語
27.小野小町伝説①-謡曲
28.小野小町伝説②-室町物語
29.レポート作成準備
30.フィードバック
Evaluation Methods and Policy 平常点(授業中に課す課題・コメントなど。20点)および期末レポート(80点)による。レポートは到達目標の達成度に基づき評価する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業で取り上げた作品や関連資料のうち、少しでも興味をもったものは自分で読んでみること。
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