5101001 Philosophy
Numbering Code | U-LET01 25101 LJ34 | Year/Term | 2022 ・ Year-round |
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Number of Credits | 4 | Course Type | Lecture |
Target Year | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Tue.5 |
Instructor name | DEGUCHI YASUO (Graduate School of Letters Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 西洋哲学は、神との本格的な決別を果たすことで「現代哲学」へと変貌を遂げました。本授業では、西洋近世哲学の一つの完成形態であるカントやヘーゲルの哲学から説き起こし、大きく大陸哲学と分析哲学という二つの流れに沿いながら、19世紀から21世紀初頭にかけての哲学の動向を概観します。 | ||
Course Goals | 分析哲学や大陸哲学といった個々の学派の内部に閉じ籠ることなく、現代哲学の流れに関する包括的な俯瞰図を得ることができる。また現在進行中の新たな哲学動向に触れることもできる。 | ||
Schedule and Contents |
前期 1 カント:聖域(サンクチュアリ)に隔離された神 2 ヘーゲル:歴史的二級市民としての神 3 ショーペンハウワー :「生の領域」の発見 4 フォイエルバッハ:愛と二人称の哲学 5 ニーチェ:現状肯定の実存哲学 6 東西思想交流史 7 ブーバー:「私とあなた」と老荘的コミューン 8 ハイデガー I:現存在と共存在 9 ハイデガー II:現存在から「黒ノート」へ 10 リオタールのポストモダン 11 分析哲学とは何か 12 論理学革命 13 フレーゲの哲学 14 ラッセルの確定記述理論 15 まとめ 後期 1. 近代哲学と認識論(デカルト・ヒューム・カント) 2. 19世紀の哲学(実証主義・新カント主義) 3. 現代哲学の「意味論的転換」 4. フレーゲと論理学の革命 5. ラッセル 6. ウィトゲンシュタイン 7. ウィーン学団とカルナップの実証主義 8. プラグマティズム I 9. プラグマティズム II 10. クワインのホーリズム 11. 言語哲学 12. 形而上学の復興 13. 科学哲学 14. 人工知能時代の哲学 15. 後期まとめ |
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Evaluation Methods and Policy | 授業中の小レポート(50%) + 全授業終了後のレポート(50%) | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 毎回、授業内容のスライドを配布する。それをもとに小レポートを作成し提出すること。 |