刑法(各論)

Numbering Code U-LAW00 21104 LJ41 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 4 Course Type Lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Mon.3・Wed.3
Instructor name YASUDA TAKUTO (Graduate School of Law Professor)
Outline and Purpose of the Course 本講義は、刑法各論の内容を扱うものであり、授業を通じて、各犯罪の構成要件の解釈に関する基本的理解が得られ、かつ、具体的事案の解決ができるレベルに受講生を導くことを、最低限の目標としている。授業では、各論上の重要問題に関する判例・学説の状況を分かりやすく講じるのはもちろんであるが、それとともに、なお解決されるべき課題、比較法的観点からみたわが国の規定や判例の問題点等についても積極的に言及し、主体的な学習の契機を与えることも目標としたい。
Course Goals 刑法各論においてカバーされるべき、各犯罪の構成要件の解釈に関する基本的理解が獲得でき、これを具体的事案の解決ができるレベルに到達しうることが目標である。
Schedule and Contents 刑法典第2編に規定される犯罪や特別刑法上の主な犯罪につき、個人的法益に対する罪、社会的法益に対する罪、国家的法益に対する罪の順で、配布レジュメに基づき、おおむね次のとおりに論じる。

1 ガイダンス・生命に対する罪
2 傷害の罪
3 堕胎の罪
4 遺棄の罪等
5 逮捕監禁・略取誘拐罪
6 強制わいせつの罪・住居を侵す罪
7 業務に対する罪
8・9 名誉に対する罪
10 財産犯総論
11 財産犯の保護法益
12・13 窃盗の罪
14・15 強盗の罪
16・17 詐欺の罪・恐喝の罪
18・19・20 横領の罪・背任の罪
21 盗品関与罪・毀棄罪
22 放火の罪
23・24 文書偽造の罪
25 性風俗に対する罪
26 公務執行妨害罪
27 司法に対する罪
28 賄賂の罪

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