租税法

Numbering Code U-LAW00 31032 LJ41 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 4 Course Type Lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.4・Fri.4
Instructor name OKAMURA TADAO (Graduate School of Law Professor)
Outline and Purpose of the Course 租税法の基礎的理論を説明した後、法人税法を中心に、企業活動に対する課税の基本的な仕組みやその基礎にある考え方を講義する。法人税は、企業が負担する租税として、所得税、消費税とともに、国税歳入の大きな部分を占めてきた。各国とも法人税の税率を引き下げる方向にあるが、その被乗数である課税ベースの検討をしなければ、税負担の重さを計ることはできない。課税ベースのあり方、とりわけ、資産に対する所得課税の考え方が、講義の主な対象となる。法人税は、消費税とともに、最終的には個人が負担すると考えられることから、個人への課税との関係にも目を配る。法人税を中心に広く企業課税のあり方を理解し、その望ましい姿を議論できる力を身につけることが、この授業の目的である。
Course Goals 租税法の基礎と法人税法の基本的な仕組みを理解できるようになる。
Schedule and Contents 以下の課題について、1課題あたり1-2週の授業をする予定である(フィードバックを含めて全30回)。
1. 租税・租税の根拠
2. 租税法律主義
3. 租税法の解釈と適用
4. 所得概念
5. 個人所得税
6. 消費税
7. 租税手続法
8. 法人課税の意味
9. 納税義務者と課税所得
10. 益金と損金
11. 資産
12. 損金算入制限
13. 損失と引当
14. 金融取引課税
15. 出資
16. 分配
17. 組織再編成
≪期末試験≫
18. フィードバック 2回
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