特別講義「信託法の理論と実務」
Numbering Code | U-LAW00 31818 LJ41 | Year/Term | 2022 ・ Second semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Thu.3 |
Instructor name |
HASHIMOTO YOSHIYUKI (Graduate School of Law Professor) DOZONO SHOHEI (Part-time Lecturer) FUKUOKA YASUHIKO (Part-time Lecturer) YAMAGUCHI YUSUKE (Part-time Lecturer) UKAI KOJI (Part-time Lecturer) SONODA YASUYUKI (Part-time Lecturer) UEBO CHIKAHARU (Part-time Lecturer) SATO HITOSHI (Part-time Lecturer) NIJI HIROHITO (Part-time Lecturer) CHIGIRA KENICHI (Part-time Lecturer) |
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Outline and Purpose of the Course |
[三井住友信託銀行株式会社寄附講義] 本講義は、信託法の理論編と三井住友信託銀行の実務担当者による実務編で構成される。第1回は、ガイダンスとして、信託銀行について概説したうえで、教育資金贈与信託などを例にとり、信託商品の基本的な仕組みについて解説を行う。 第2回から第7回までは、信託法を中心に、信託の仕組み、信託当事者および信託財産の法律関係の概要について、信託の歴史等も含めて、信託制度の意義を理解するために解説を行う。 第8回から第14回までは、信託銀行の実務担当者によるリレー形式の講義を行い、信託の機能や社会的役割、信託を取り巻く環境等について、最新トピックスを交えて、幅広く学ぶことで、実社会において如何に信託制度が利用されているかを学ぶことを目的としている。具体的には、信託の伝統的な仕組みである年金信託・投資信託のほか、信託を活用した資金調達や資産運用の手法である債権流動化・不動産証券化、さらに、現在検討中の新たな信託ストラクチャー等について、最前線にいる信託銀行の実務担当者より、解説を行う。 信託について更に理解を深めたい受講者は、信託銀行のインターンシップに参加することが推奨される。 |
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Course Goals | 理論編で信託の基礎理論を理解したうえで、実務編において具体的な信託商品知識を理解する。講義では新たな信託商品を考案するワークにも取組みを行い、信託で登場する委託者・受託者・受益者のそれぞれの役割を理解できるようにする。 | ||
Schedule and Contents |
授業計画は次の通りである(なお、授業の進行具合に応じて変更の可能性がある)。 第 1回 ガイダンス~信託銀行について・教育資金贈与信託~ 第 2回~第7回 理論編 信託の概念・信託の構造 信託の設定と受益者 信託財産の独立 受託者と信託財産 受託者の義務・責任、信託の監督 信託の変更 第 8回~第14回 実務編 財産の運用・管理のための信託 証券化と信託 資産承継と信託 不動産ビジネスと信託 コーポレートガバナンスと信託 企業年金 信託実務の総まとめ ≪期末試験≫ 第15回 フィードバック |
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Courses delivered by Instructors with Practical Work Experience |
分類: An omnibus course delivered by invited lecturers and guest speakers from different companies, etc. |