刑事訴訟法

Numbering Code U-LAW00 21112 LJ41 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 4 Course Type Lecture
Target Year Target Student
Language Japanese Day/Period Tue.1・Fri.1
Instructor name KIMIHIRO IKEDA (Graduate School of Law Professor)
Outline and Purpose of the Course 刑事実体法により規定される犯罪行為について生じる国家の刑罰権を実現するためには、一定の手続(刑事手続)によることが要求される。この手続を規整する法体系の全体を実質的意義における刑事訴訟法といい、その重要な部分は刑事訴訟法典に規定される。この授業では、捜査から公訴、公判へと、手続の流れに則して、刑事訴訟の制度の概略を説明し、そこに生じる重要な法的問題について検討を加える。
Course Goals 刑事訴訟手続全般についての基礎的な知識を修得するとともに、刑事訴訟法上の基本的な諸制度ないし原理の意義を理解するとともに、その理解に基づいて、刑事手続において生じる種々の問題について自らの見解を構成・表現することができるようになる。
Schedule and Contents ※以下は予定であり、進捗に応じて変更する可能性がある。
第1回:刑事訴訟の意義と目的
第2回:任意捜査と強制捜査
第3回:捜査の端緒
第4回:被疑者の取調べ
第5回:任意捜査の限界
第6回:逮捕・勾留の意義と要件
第7回:逮捕・勾留の諸原則
第8回:別件逮捕・勾留と余罪取調べ
第9回:令状による捜索・差押え(1)
第10回:令状による捜索・差押え(2)
第11回:令状によらない捜索・差押え
第12回:その他の強制処分
第13回:被疑者の防御
第14回:捜査の終結
第15回:公訴提起の方式・要件(1)
第16回:公訴提起の方式・要件(2)
第17回:公判手続(1)
第18回:公判手続(2)
第19回:公判前整理手続
第20回:訴因変更(1)
第21回:訴因変更(2)
第22回:証拠法総説
第23回:被告人以外の者の供述(1)
第24回:被告人以外の者の供述(2)
第25回:被告人の供述
第26回:違法収集証拠排除法則
第27回:裁判の効力
第28回:上訴・非常救済手続
第29・30回:(フィードバック期間)
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