アメリカ政治
Numbering Code | U-LAW00 21338 LJ42 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | 4 | Course Type | Lecture |
Target Year | Target Student | ||
Language | Japanese | Day/Period | Mon.3・Wed.3 |
Instructor name | MACHIDORI SATOSHI (School of Government Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 本講義では、現代アメリカ政治の特質について多面的に検討を加える。自由民主主義の強固な理念と、政府諸部門間の厳格な分業を最大の特徴とする政治制度が、社会や経済の持つ特質やその歴史的な展開と相まって、現代アメリカの代議制民主主義のあり方にいかなる影響を与えているのかについて講じる。その際、アメリカ政治を考える上での糸口を、受講者ができるだけ多面的かつ体系的に得られるようになることを最大の目標とする。 | ||
Course Goals | アメリカ政治の歴史と基本構造について理解するようになることと、その理解を基礎にしてアメリカ政治の今日的特徴と課題について自ら考察できるようになること。 | ||
Schedule and Contents |
おおむね次の順序で講義を進める。各テーマの回数や後半部の内容に関しては変更する可能性がある。 1 序論(1回) 日本においてアメリカ政治を学ぶことは、どのような意味と課題を持つのかについて考える。 2 アメリカにおける代議制民主主義の発展(10回) 植民地時代からのアメリカ政治史について、政治制度の基本構造とその発展に主に焦点を合わせながら概観する。 3 現代アメリカの代議制民主主義(10回) 「比較政治制度論アプローチ」に基づき、アメリカの政治制度とそれに導かれる代議制民主主義としての特徴について説明する。 4 アメリカ大統領制の現在(6回) アメリカの政治制度が持つ最大の特徴である大統領制が、現代アメリカ政治においてどのように作動しているのかについて、具体的事例を交えて説明する。 5 結語(1回) 講義全体のまとめを行う。 6 試験・フィードバック(2回) |