Seminar for Multicultural Studies : Watch, Listen, and Learn @ Korea

Numbering Code U-LAS55 10001 SB31 Year/Term 2022 ・ Intensive, Second semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese and English Day/Period Intensive
Instructor name KAWAI JUNKO (Institute for Liberal Arts and Sciences Professor)
IEMOTO TAROU (Institute for Liberal Arts and Sciences Associate Professor)
HAN LIYOU (Institute for Liberal Arts and Sciences Associate Professor)
CHO SHIKO (Graduate School of Letters Program-Specific Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course  多文化教養演習 :見・聞・知@韓国は、①京都大学が実施する「多文化共学短期[派遣]留学プログラム」と呼ばれる短期留学、②事前学習、③事後学習から成る授業である。見・聞・知は、「けん・ぶん・ち」と読み、様々な人々と対話し、多文化に深く接する経験を積むこと(=見・聞)、そしてその経験の中で主体的に学んでいくこと(=知)が重視されることを表している。
 本演習の目的は、多様な文化的背景を持つ学生と共に学ぶことを通して、相手文化への理解を深めるとともに、自分自身が身につけてきた文化をも捉え直す経験をし、それを日本語、英語、もしくは現地の言語で表現できるようになることである。これらのことは、将来にわたって国際活動を行うための基礎能力を養成することとなる。
 具体的には、京都大学と大学間学生交流協定関係にある延世大学校の協力を得て、(1)の韓国語講座では、参加者のレベルに応じたクラスに入り、世界各地からの留学生とともに学ぶ。(2)の共同セミナーにおいては、十分な準備を経て、日韓文化の比較や社会情勢について両大学からの発表とディスカッションを行う。(3) 英語で行われる日韓に関連した授業の受講の機会が設けられる。また文化体験においては、韓国の伝統文化から現代文化、そして日常の習慣に至るまで、多角的に現地文化を体験する機会が提供される。
Course Goals ・短期留学の経験並びに現地の学生と共に学び議論することを通じて、派遣先である韓国の文化、社会、習慣への理解、さらには日韓関係についての理解を深める。
・上記の活動を通じて、日本文化あるいは自分自身の身につけてきた文化を相対化して客観的に捉えながら、それを相手に分かりやすく伝えられるようになる。
・現地で提供される講義、実地研修を通じて、文化、社会、習慣について多様なアプローチを理解する。 
・現地学生を含む多様な文化的背景を持つ学生とコミュニケーションを図る意義を理解し、それを可能とする能力の基礎を習得する。
・韓国語の能力を向上させ、より高いレベルの表現力を習得する。
Schedule and Contents ・当プログラムには別途申し込みをする必要があるため、申込方法などについて登録者に送られる案内、KULASIS等を参照すること。
・研修の詳細についてもKULASISで確認すること。

全体スケジュール(予定)
(1)2月中旬~3月初旬:事前語学授業(10時間程度)、共同セミナー発表準備講座(4時間程度)
(2)3月初旬~3月下旬:短期留学プログラム(於、延世大学校)
プログラム内容(仮)
1日目   移動、韓国着
2日目   09:00-10:30プレイスメントテスト
     11:00-13:00韓国語授業
     14:00-16:00韓国語授業
3日目   09:00-13:00韓国語授業
     14:00-16:00共同セミナー準備
4日目   09:00-13:00韓国語授業
5日目   09:00-13:00韓国語授業
     14:00-16:00共同セミナー準備
6日目   09:00-13:00韓国語授業
     14:00-16:00実地研修1/3 韓国現代文化研修
7日目   土曜日 (課外活動が企画される場合がある)
8日目   休み:日曜日
9日目   09:00-13:00韓国語授業
10日目  09:00-13:00韓国語授業
     14:00-16:00実地研修2/3 韓国伝統工芸体験等
11日目  09:00-13:00韓国語授業
     14:00-16:00共同セミナー準備
12日目  09:00-13:00韓国語授業
     14:00-15:00講義受講(一回目)現代文学・文化の日韓比較(仮)
     15:00-16:30共同セミナー
13日目  09:00-13:00韓国語授業
     14:00-15:30講義受講(二回目)韓国における民俗交流史(仮)
14日目  土曜日 (課外活動が企画される場合がある)
15日目  休み:日曜日
16日目  09:00-13:00韓国語授業
     14:00-15:30講義受講(三回目)韓国の若者意識(1)(仮) 
17日目  09:00-13:00韓国語授業
     14:00-15:00講義受講(四回目)韓国の若者意識(2)(仮)
18日目  09:00-13:00韓国語授業
     14:00-16:00実地研修3/3 韓国の日常文化体験
19日目  09:00-13:00韓国語授業     
20日目  09:00-13:00韓国語授業
     13:10-13:40修了式
21日目  移動、日本帰国
(3)3月下旬 報告会(1.5時間、於、京都大学)
Evaluation Methods and Policy 事前学習への参加状況(15%)、派遣先大学における評価(60%)、帰国後の報告会および報告書(25%)による。
Course Requirements 全学共通科目「日本語・日本文化演習」を受講した上での参加を推奨する。韓国語初学者も受講可能であるが、全学共通科目「朝鮮語」等の関連科目を受講していることが望ましい。
Study outside of Class (preparation and review) ・現地文化、現地社会に関する文献を読むこと。
・現地で受講する講義で指定される文献を読んでおくこと。
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