Seminar for Multicultural Studies : Watch, Listen and Learn @ Thailand

Numbering Code U-LAS55 10001 SB31 Year/Term 2022 ・ Intensive, Second semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese and English Day/Period Intensive
Instructor name KAWAI JUNKO (Institute for Liberal Arts and Sciences Professor)
IEMOTO TAROU (Institute for Liberal Arts and Sciences Associate Professor)
HAN LIYOU (Institute for Liberal Arts and Sciences Associate Professor)
CHO SHIKO (Graduate School of Letters Program-Specific Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course  多文化教養演習 :見・聞・知@タイは、①京都大学が実施する「多文化共学短期[派遣]留学プログラム」と呼ばれる短期留学、②事前学習、③事後学習から成る授業である。見・聞・知は、「けん・ぶん・ち」と読み、様々な人々と対話し、多文化に深く接する経験を積むこと(=見・聞)、そしてその経験の中で主体的に学んでいくこと(=知)が重視されることを表している。
 本演習の目的は、多様な文化的背景を持つ学生と共に学ぶことを通して、相手文化への理解を深めるとともに、自分自身が身につけてきた文化をも捉え直す経験をし、それを日本語、英語、もしくは現地の言語で表現できるようになることである。これらのことは、将来にわたって国際活動を行うための基礎能力を養成することとなる。
具体的には、京都大学と大学間学生交流協定関係にあるチュラーロンコーン大学の協力を得て、 (1)派遣先大学が提供するタイ語講座、(2)現地学生との共同セミナー・共同学習、(3)派遣先大学提供の講座受講・実習・実地研修・文化体験を行う。
 (1)のタイ語講座では、チュラーロンコーン大学の教員による初学者向けのタイ語講座を受講する。(2)の共同セミナーにおいては、両国の文化の比較や社会情勢について両大学の学生による合同発表をおこなう。また、(3)については日・英でおこなわれるチュラーロンコーン大学の講義にも現地学生とともに参加する。文化体験においては、タイの食文化、史跡見学、現代文化見学など、多角的に現地文化を体験する機会が提供される。
Course Goals ・短期留学の経験並びに現地の学生と共に学び議論することを通じて、派遣先であるタイの文化、社会、習慣への理解、さらには日本とタイの関係ひいてはアジア諸国についての理解を深める。
・上記の活動を通じて、日本文化あるいは自分自身の身につけてきた文化を相対化して客観的に捉えながら、それを相手に分かりやすく伝えられるようになる。
・現地で提供される講義、実地研修を通じて、文化、社会、習慣について多様なアプローチを理解する。
・現地学生を含む多様な文化的背景を持つ学生とコミュニケーションを図る意義を理解し、それを可能とする能力の基礎を習得する。
・タイ語の基礎を習得し、基礎的なやりとりができるようになる。
Schedule and Contents ・当プログラムには別途申し込みをする必要があるため、申込方法などについて登録者に送られる案内、
KULASIS等を参照すること。
・研修の詳細についてもKULASISで確認すること。

全体スケジュール(予定)
(1)2月初旬~2月中旬:事前語学授業(12時間程度)、共同セミナー発表準備講座(3時間程度)
(2)2月中旬~3月上旬:短期留学プログラム(於、チュラーロンコーン大学)
プログラム内容(仮)
1日目   日本発、タイ着
2日目   09:00 - 12:00 キャンパスツアー
     13:00 - 16:00 講義「タイ国・タイ文化入門」
3日目   09:00 - 12:00 タイ語授業
     13:00 - 16:00 タイ語授業
4日目   09:00 - 12:00 授業受講「文化・文学」
     13:00 - 16:00 授業受講「歴史」
5日目   09:00 - 12:00 実地見学(寺院訪問等)
6日目   09:00 - 12:00 タイ語授業
     13:00 - 16:00 タイ語授業
7日目   実地見学(古都アユタヤ・伝統産業・現代文化等)
8日目   日曜日
9日目   09:30 - 12:30 授業受講「ビジネスコミュニケーション」
10日目  09:00 - 12:00 講義「タイの歴史と文化」
     13:00 - 16:00 タイ語授業
11日目  09:00 - 12:00 授業受講(予備日)
     13:00 - 15:00 共同セミナー準備
12日目  09:30 - 12:30 共同セミナー
     13:00 - 16:00 タイ語授業
13日目  09:00 - 11:00 発表会、修了式
14日目  タイ発、日本着
(3)3月中旬 報告会(1.5時間、於、京都大学)
Evaluation Methods and Policy 事前学習への参加状況(15%)、派遣先大学における評価(60%)、帰国後の報告会および報告書(25%)による。
Course Requirements 全学共通科目「日本語・日本文化演習」を受講した上での参加を推奨する。タイ語初学者も歓迎するが、文学部・文学研究科提供「タイ語Ⅰ(初級)」等の関連科目を受講していることが望ましい。
Study outside of Class (preparation and review) ・現地文化、現地社会に関する文献を読むこと。
・現地で受講する講義で指定される文献を読んでおくこと。
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