Sports II B [Adapted sports]

Numbering Code U-LAS41 10004 PJ49 Year/Term 2022 ・ Intensive, Second semester
Number of Credits 1 Course Type Practical training
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Intensive
Instructor name EGAWA TATSURO (Graduate School of Human and Environmental Studies Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course アダプテッド・スポーツとは、ルールや用具を改良することにより、障害の有無や身体活動能力、年齢にかかわらすスポーツ活動を楽しむことができるように工夫・適合(adapt)されたスポーツのことである。

本授業では、障害等のある学生(疾患や怪我等による一時的な障害、その他の心身の不調を含む)を対象に、履修者の障害等の特性・程度に合わせたメニューを作成し、個別あるいは少人数でのスポーツや運動トレーニングを実施する。積極的に体を動かすことにより心身機能の充実をはかるとともに、生活の中に十分な身体活動を根付かせ、各自の状況に合った健康づくりに生かすことを目指す。

加えて、障害者スポーツに興味がある一般学生の履修も可能である。一般学生に関しては、障害者スポーツの背景知識および現場実習を交えながら障害療育を目的とした運動・スポーツの活用法について学習していく。
Course Goals ・心身の健康に運動実施が有効であることを体感する。
・自身にadaptした運動の実施方法を見出し、主体的に運動を実施する意欲を身につける。
Schedule and Contents 履修希望者に対しヒアリングを行い、障害等の特性・程度、体力レベルに応じたスポーツあるいは運動トレーニングを実施する。
実施日程は履修者の希望に応じて、集中開催あるいは毎週開催など柔軟に応じる。

【授業内容例】
(1)ウォーキング・ジョギング・サイクリング
 学外での散策や学内グラウンドでの実施

(2)水泳・水中ウォーキング
 学内プールあるいは学外施設(京都市障害者スポーツセンター等)にて実施

(3)体力トレーニング
 学内あるいは学外施設(京都市障害者スポーツセンター等)にて実施

(4)従来型スポーツ
 バレーボール・バドミントン・サッカー・フットサル・バスケットボール・卓球などの種目を学内体育館やグラウンドにて実施

(5)レクリエーションスポーツ
 ペタンク・フライングディスク・ファミリーバドミントン・ショートテニスなどの種目を学内体育館やグラウンドにて実施

(6)障害者スポーツ
 ボッチャ・車いすハンドボール・スポーツ吹き矢・射撃・トランポリン・サウンドテーブルテニスなどの種目を学内あるいは学外施設(京都市障害者スポーツセンター等)にて実施
Evaluation Methods and Policy 出席状況と実習への取り組みの積極性を総合的に評価する。
Course Requirements ・本科目は障害等のある学生(疾患や怪我等による一時的な障害、その他の心身の不調を含む)の履修を優先する。ただし、障害等のある学生の履修状況に応じて、障害療育の方法を学びたい一般学生の履修も認める。

・障害等のある学生のスポーツ実習に際しては、希望する実習科目の履修が可能となるよう、学生総合支援センター障害学生支援ルーム(https://www.gssc.kyoto-u.ac.jp/support)との連携のもとに、障害等の状況に合わせた支援・調整を行う。本科目は、支援・調整によっても、希望する実習科目の履修が困難な場合、あるいは本科目以外にスポーツ実習の履修が困難と考えられる場合に、開講を検討する。

・履修内容は、履修希望者のヒアリングに基づき、障害学生支援ルームと協議の上で判断する。また、必要に応じて、所属学部や健康科学センター等とも協議する。
Study outside of Class (preparation and review) ・個々の心身の状態を十分に把握しておくこと。
・様々なスポーツを観戦し、スポーツ実施への関心を深めておくこと。
References, etc. アダプテッド・スポーツの科学, 矢部京之助 他, (市村出版), ISBN:978-4-902109-01-6
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