Seminar on Brain and Physical Movement

Numbering Code U-LAS40 20041 SJ26 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Thu.3
Instructor name SHOTA HAGIO (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course ヒトの身体運動は、高度な脳の運動制御能力によって支えられている。身体運動を計測してみると、一見シンプルな運動でも非常に高度な能力や戦略のもとで成り立っており、また、一見無秩序で複雑な運動でも一定の法則によって作られていることが分かる。この授業では、身体運動制御に関する講義と行動学的データの計測実習、また受講者との議論を通して、身体運動の仕組みや脳の運動制御能力ついて学習する。自分自身や他者の運動、また、日常動作からスポーツ・楽器演奏といった多様な運動を、運動制御学的な観点からどのように理解していくのかについても議論を深めていく。
Course Goals ヒトの身体運動を支えている脳の運動制御能力やその法則、戦略について、運動制御学的な観点から理解すること。また、ヒトの身体運動をどのように計測し、また計測した行動学的データからどのように脳の運動制御能力を抽出するのかについて理解を深めること。
Schedule and Contents フィードバックを含め、全15回の授業を実施する。下記のテーマに関して、講義・実習・議論を交えながら、運動の制御・法則・学習・戦略や、その計測方法、データの見方について学習する。各テーマに関して、2~3回の授業を予定している。テーマは、受講者の興味・関心に合わせて変更する場合がある。
1. 運動の法則を測る
2. 全身運動を測る
3. 運動学習過程を測る
4. 運動戦略を測る
5. グループディスカッション
Evaluation Methods and Policy 出席と実習・議論への参加の状況(約60%)とレポート課題(約40%)で評価する。詳細は、初回授業にて説明する。
Course Requirements 履修希望者は、全学共通科目の講義科目の「身体運動の適応と学習」を履修済み、または同時履修していることが望ましい。
Study outside of Class (preparation and review) 翌週の授業のためにそれまでの授業内容を復習・確認しておくこと
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