Active Listening (All Faculties, English)-E3
Numbering Code | U-LAS51 10030 SB48 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
---|---|---|---|---|
Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | All students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese and English | Day/Period | ||
Instructor name | YOSHIDA AYA (Institute for Liberal Arts and Sciences Senior Lecturer) | |||
Outline and Purpose of the Course | 本科目は、英語による講義を履修するために必要となるリスニング能力の育成を目的とする。リスニング能力の育成では、語・文レベルでの聴解力を重視するボトムアップ型と、背景知識や文脈などを活用した意味理解を重視するトップダウン型の両方を組み合わせる。リスニング能力の向上により、主体的に英語での講義に参加できることを目指す。 | |||
Course Goals |
本科目は、以下の3つを到達目標として定める。この科目が修了する時点で受講生が以下の能力を身につけることを目標とする。 (1)英語の音声的特徴(母音、子音、リズム、イントネーション、連結、脱落、同化など)を分析的に理解し、その知識をリスニングの際に利用することができる。 (2)文脈や背景知識、発話の状況を活用して、次にくる情報や内容などを予測したり、自身の理解を修正したりする方法を身につけ、その方法をリスニングの際に利用することができる。 (3) 英語の概論的講義 (10-20 分程度)を聞いて、その概要や要点を的確に把握することができる。 |
|||
Schedule and Contents |
【導入】第1週:オリエンテーション 【基礎固め】第2週~第5週:英語の音声変化を理解し、短めのモノローグ(CNN ニュースやTED-Ed など)を用いて、リスニング力向上のための様々なトレーニング法を実践する。 第2 週:英語発音の基礎(母音)、スラッシュリスニング 第3 週:英語発音の基礎(子音)、オーバーラッピング 第4 週:音の変化(同化・脱落・リエゾン)、シャドーイング 第5 週:音の変化(脱落+リエゾン・弱形・短縮形)、ディクテーション 【応用】第6週~第9週:映像教材(インタビュー、ドキュメンタリー、映画など)や詩の朗読を通じて、英語に特徴的なリズムに慣れ親しみ、発音力およびリスニング力を育成し、発話状況や文脈に応じた意味理解能力を鍛錬する。 第6 週:アクセント、リテンション&リプロダクション 第7 週:リズム、サイトトランスレーション 第8 週:イントネーション、反訳 第9 週:英語の音声的特徴とトレーニング法の振り返り 【発展】第10週~第14週:英語による講義動画(edX やOpen Yale Courses など)を用いて、パッセージレベルでの聴解力の育成と、ディスカッションや質疑応答などの発話力を強化する。また、リスニング活動の集大成として、ポートフォリオにもとづいたプレゼンテーションを行う。 第10週:英語講義①、ディスカッション 第11週:英語講義②、ディスカッション 第12週:英語講義③、ディスカッション 第13週:プレゼンテーション 第14週:プレゼンテーション 【試験】第15週:期末テスト 第16 週:フィードバック |
|||
Evaluation Methods and Policy |
・到達目標の(1)について、音声クイズ(10%)とポートフォリオ (30%)で評価。 ・到達目標の(2)について、教室内活動への積極的な参加(30%)で評価。 ・到達目標の(3)について、期末テスト(30%)で評価。 音声クイズを毎回の授業で行い、主に英語の音声的特徴への理解度をはかる。毎週、自ら選んだ英語の音声素材を用いて、授業で学んだトレーニング法を実践し、ポートフォリオ(自主リスニング活動の精緻な記録)を作成する。 教室内活動では、ペアワークやグループワークを通して発音練習やフィードバックを行う。本クラスの終盤では、各自スライドを用いて、自身のリスニング力の向上に有益であった活動や音声素材をプレゼンテーションの形で紹介する。 期末テストでは、新たな音声教材を聴解し、英語による講義を履修するために必要なリスニング能力を試す。 |
|||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業外学修としては、授業で学んだリスニング向上のトレーニング法を実践し、その成果を毎週ポートフォリオとして記録する。 | |||
Textbooks | Textbooks/References |
増補改訂版 英語発音・聴き取りの基礎, 杉野健太郎、Joseph Lauer, (朝日出版社), ISBN:978-4-255-15600-2 京大・学術語彙データベース基本英単語1110, 京都大学英語学術語彙研究グループ他, (研究社), ISBN:978-4-327-45221-6 |
||
Related URL | https://www.i-arrc.k.kyoto-u.ac.jp/english_jp |