ILAS Seminar :Effective International Technical Cooperation

Numbering Code U-LAS70 10001 SJ50 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year Mainly 1st year students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Thu.5
Instructor name KIMURA MAKOTO (Graduate School of Engineering Professor)
KIDO RYUNOSUKE (Graduate School of Engineering Assistant Professor)
MIYAZAKI YUSUKE (Graduate School of Engineering Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 発展途上国に必要な技術協力は、どのような考え方でどのような手法を用いて実施すればよいかを、具体的な方法論を示しながら解説する。次に持続可能な開発目標の内容を理解し、住民参加型の未舗装道路改修方法の具体例を学ぶ。さらに少人数教育の特性を生かした、教員と受講学生の対話や受講学生の口頭発表を通して、有効な国際技術協力の在り方に対して深く考察する。最後に持続可能な社会を作るために必要な技術開発の考え方を、発展途上国に対して実施する国際技術協力を通して学ぶ。
Course Goals 1)発展途上国に有効な国際技術協力の考え方や方法論を理解する。
2)国際NGOの具体的な活動例と活動方針を理解する。
3)教員と少人数学生との対話を通して、自分の意見を発表したり人の意見を聞く力をつける。
4)持続的な開発目標(SDGs)を実現するための、新たな技術協力を生み出す考え方を取得する。
Schedule and Contents 基本的に以下のプランに従って講義を進める。ただし講義の進みぐあい、学生の理解度に応じて順序や同一テーマの回数を変えることがある。

第1回 「国際技術協力」とは何か?
第2回 土のうによる道直しの事例紹介
第3回 NGOによる世界30ケ国での道直し事業
第4回 グループワーク入門
第5回 セブ島における道直し事業のプロジェクト学習(その1)
第6回 セブ島における道直し事業のプロジェクト学習(その2)
第7回 道路整備を通した発展途上国の住民の起業
第8回 最先端テクノロジーからSDGs・国際技術協力への貢献を考える
第9回 有効な国際技術協力の探索
第10回 独自で探索した国際技術協力例の発表と議論(その1)
第11回 独自で探索した国際技術協力例の発表と議論(その2)
第12回 日本の国際NGOの活動例
第13回 工学研究者としてSDGs・国際技術協力への貢献を考える
第14回 有効な国際技術協力に関するまとめと期末レポート
《期末レポート》
第15回 フィードバック
Evaluation Methods and Policy 討論への積極的な参加(20点)、小レポート(1回、20点)、口頭発表(1回、各30点)期末レポート(30点)により評価する。

レポートおよび個別報告については到達目標の達成度に基づき評価する。
・4回以上授業を欠席した場合には、不合格とする。
・レポート提出と口頭発表はを必須とする。
 独自の工夫が見られるものについては、高い点を与える。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業前の予習は特に必要はないが、受講者の口頭発表に関しては綿密な準備を必要とする。
Textbooks Textbooks/References 必要に応じてプリント等を配布する。
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