ILAS Seminar :Matter cycling of SATOYAMA ecosystem from a viewpoint of fuel, fertilizer and food
Numbering Code | U-LAS70 10001 SJ50 | Year/Term | 2022 ・ Intensive, First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | seminar |
Target Year | Mainly 1st year students | Target Student | For all majors |
Language | Japanese | Day/Period |
Intensive [Lectures] Several times in the 5th period on weekdays at Faculty of Agriculture Main Bldg. [Feild study] Three times on Saturdays, Sundays, and during summer vacation at Kamigamo Experimental Station |
Instructor name | TATENO RYUNOSUKE (Field Science Education and Research Center Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course |
2022年度から新しく始まるILASセミナーです。 このILASセミナーでは、身近な自然から地球規模での課題についての理解を深めることを目的として、里山での物質循環の観点から燃料・肥料・食料の持続可能性について考えるための知識を習得します。事前学習の講義では、里山生態系の特徴や生態学における物質循環の考え方や調査方法について学びます。さらに、京都市郊外に位置する上賀茂試験地において、都市近郊の里山において、フィールド実習を行います。フィールド実習では、物質循環研究に関連した土壌調査や植物調査を行うとともに、チェーンソーや下刈り機などを使った里山での作業実習などを行います。さらに、取得したデータや既存のデータ等を活用して、里山の物質循環や燃料・肥料・食料の持続可能性についての考察を行います。 |
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Course Goals |
里山生態系の特徴を理解する。 生態系の物質循環の考え方を理解する。 物質循環に関する基本的な調査方法をフィールドワークを通して理解する。 里山での作業について理解する。 持続可能性について、物質循環の観点から考察する能力を身につける。 |
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Schedule and Contents |
1.ガイダンスおよび里山生態系の特徴 2.里山生態系の物質循環 3.里山生態系の資源循環 4-7.里山でのフィールドワーク (土壌調査、植物同定、植物調査、バイオマス調査) 8-11.里山での作業体験 (伐採、炭焼、下草刈) 12-14.里山での燃料・肥料・食料に関するワーク (燃料・肥料・食料に関する現地調査・文献調査) 15.討論:燃料・肥料・食料の持続可能性について考える 1-3は、5時限目にフィールド研会議室(北部構内・農学部総合館)で3回程度行い、4-15に関しては、上賀茂試験地(京都市北区)に休日や夏季休暇を活用して集中で行います。3日程度を予定しています。 実習場所: 京都大学フィールド科学教育研究センタ里域ステーション 上賀茂試験地 〒603-8047 京都市北区上賀茂本山 Tel:075(781)2404 https://fserc.kyoto-u.ac.jp/kami/ |
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Evaluation Methods and Policy |
平常点評価(授業への参加状況)…75点 討論への積極的な参加…5点 レポート…20点 で総合的に評価します。 |
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Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 講義内容をしっかりと復習して、屋外での活動や討論に積極的に参加できる準備をして下さい。 | ||
References, etc. | 森林生態学, 石井弘明、徳地直子、榎木勉、名波哲、廣部宗編, (朝倉書店), ISBN:978-4-254-47054-3 |