System Science for Brain and Life

Numbering Code U-LAS40 10014 LE26 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year Mainly 1st & 2nd year students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Fri.4
Instructor name KOMURA YUTAKA (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 生命を授かってから、細胞はネットワークを形成し、身体・脳に分化し、脳と身体は、死に至る直前まで、相互に連関し続ける。その中で、私たちの日常を支える認知機能は、ニューロン・神経回路・脳領域・全身というマルチスケールの活動の協同によって支えられている。本授業では、このような異なる階層の知見を整理しながら、階層間の相互作用を考察することで、人生に切っても切れない脳を、システムとして捉える見方を涵養する。
Course Goals 現代において、脳科学の知見は、生命科学・医学・認知科学から、工学・農学・法学に至るまで、多くの分野において、応用が期待されている。しかし一方、学問として、発展途上であることも事実である。本講義では、脳の構造と機能に関するソリッドな知見をふまえた上で、我々の生命・生活との関係を、健全に考察できる土台づくりを目的とする。
Schedule and Contents 講義のテーマは、以下のとおり。フィードバックを含め全15回の授業にて、 一つのテーマを2~3週かけて、概説していきます。順番や番号は目安であり、多少変更する可能性があります。
1. 脳・身体・生命
2. 脳の発達と進化
3. 五感の生成機序
4. 動機と情動・行動
5. 意思と意識
6. 自然知能と人工知能
Evaluation Methods and Policy 学期末試験により評価を行う。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) KULASIS上で配布された資料をもとに、授業内容を復習すること。
References, etc. Neuroscience; Exploring the Brain, Mark F. Bear, (Wolters Kluwer)
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