Comparative Language Studies I

Numbering Code U-LAS02 20031 LJ37 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 2nd year students or above Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Thu.3
Instructor name Nishiwaki Maiko (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 言語を比較することにより、言語の多様性と普遍性について考察する。
Course Goals 言語を比較するアプローチの仕方やその基本的な考え方を理解する。
Schedule and Contents  言語を比較するには大まかに言って二つの方法がある。一つは、複数の言語の構造の類似点・相違点を比べ、それぞれの言語の特性や言語としての普遍性を明らかにしようとするものである(対照言語学、言語類型論)。もう一つは、同じ系統の諸言語を比較し、言語の歴史的変化を考察するものである(比較言語学)。
 本授業では、第1回~第7回で比較言語学について、第8回~第14回で言語類型論について、その目的や方法論、またそれらの研究分野がどのように成立し発展してきたかについて概説する。また、随時、日本語との対照も行う。
 履修者は、言語を比較する方法について学ぶだけでなく、言語比較という観点から母語や既習の外国語について再考してほしい。
Evaluation Methods and Policy 成績評価は授業への参加度(50%)及び学期末レポート(50%)に基づく。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業中に紹介する文献に目を通し理解を深めること。
References, etc. 言語類型論入門-言語の普遍性と多様性, リンゼイ J. ウェイリー, (岩波書店)
言葉を復元する-比較言語学の世界, 吉田和彦, (三省堂)
他は授業中に紹介する。
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