ILAS Seminar :Computational Thinking and Project Management
Numbering Code | U-LAS70 10001 SJ50 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | seminar |
Target Year | Mainly 1st year students | Target Student | For all majors |
Language | Japanese | Day/Period | Mon.5 |
Instructor name |
MAEGAWA YOSHIKAZU (Graduate School of Management Program-Specific Professor) FUJITA TETSUO (Graduate School of Management Program-Specific Professor) |
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Outline and Purpose of the Course |
ロジカルシンキングはすべての社会活動に通じる思考法であり、ITシステムの構築においても極めて重要である。コンピュータを使ってある成果を出すためには、コンピュータに対して論理的な思考に基づいて細かく正確な指示を与えなければ機能しないからであり、本科目では特に社会やビジネスでITを活かしていくための思考法としてのロジカルシンキングの修得を目的とする。 そのためにアルゴリズムやフローチャートという概念を演習・ワークを通じて実践的に学び、コンピュータがどのように動くのかの理解を深めると共に、ロジカルシンキングによりすべての社会活動において求められる「自律的に考え、行動し、物事を解決していく力」を身に着けることを目指す。 また、新たな価値を生み出すITシステムを実現するプロジェクトはとても重要であるが、技術の進歩やグローバル化などに伴い、近年難易度は増すばかりである。このようなプロジェクトの成功確率を高めるには、適切なテクノロジーの活用のみならず、優れたプロジェクトマネジメントが必須である。 本授業では、ITシステムの構築において求められる学問であるロジカルシンキング、計算論的思考、プロジェクトマネジメントの面白さや難しさを学ぶとともに、演習やグループワークなど主体的に学び新たな知識を生み出していくということに取り組む。 |
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Course Goals |
・ロジカルシンキングや計算論的思考について基本的な考え方を学び、演習を通じて体感することで思考法として活用できるレベルを目指す。 ・イノベーション力を鍛えるアート思考やデザイン思考のポイントを理解する。 ・プロジェクトマネジメントのプロセスと考慮すべき側面について全体像を把握する。 ・事例とグループワークを通じ、プロジェクトマネジメントに欠かせない重要なポイントと難しさを理解する。 |
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Schedule and Contents |
授業計画は下記の通りである。なお、授業回数はフィードバックを含め全15回とする。 第1部 ロジカルシンキングと計算論的思考 1.ロジカルシンキング 2.ロジカルシンキング演習 3.アルゴリズム 4.アルゴリズム演習 5.フローチャート 6.フローチャート演習 7.アート思考とデザイン思考による事業創出 第2部 プロジェクトマネジメント 1.プロジェクトマネジメントの重要性 2.プロジェクトマネジメント世界標準のPMBOKの概要(考えるべき要素と実施すべきプロセス) 3.グループワーク プロジェクトの立ち上げ 4.グループワーク 計画立案のプロセス 5.グループワーク プロジェクト運営時の課題対処 6.プロジェクトマネージャに必要な要件とはなにか |
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Evaluation Methods and Policy |
第1部 演習での参加・発表(各回8%で24%)、レポート(26%) 第2部 レポート 2回 (プロジェクトマネジメントやPMBOKのおおよその理解、グループワークの総括) 各25% |
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Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業時に指示する課題に取り組み、またレポート課題を提出すること。 |