Primary German A D1120
Numbering Code | U-LAS21 10001 SJ48 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar (Foreign language) | |
Target Year | All students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Thu.3 | |
Instructor name | MATSUNAMI RETSU (Part-time Lecturer) | |||
Outline and Purpose of the Course |
「文法」は「語順」ではありません。言語の癖や偏向といったもの、言語がどのような生き方をしたがり言い方をしたがるのかの言語のEigenheitそのものです。したがって、他の言語を学ぶということは、見たことも考えたこともなかった生き物を知ってその生存戦略を体験するということです。 インド・ヨーロッパ語族のドイツ語は、日本語とは、属する語族が異なる生き物です。それほどに異質な言語を体験することで、自分と異なる他者というもののありかた、そもそもそういうものがいるのだという現実、それに自分はどのように接するだろうかという考え、等々を養う機会としましょう。 |
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Course Goals | 簡単なドイツ語のテキストが、辞書を引きながら読めるようになることを目標とする。ドイツ語の論理を通じて母語の論理を改めて知る。問題を発見する能力と習慣を身に付ける。 | |||
Schedule and Contents |
この講義はフィードバック(方法は別途連絡)を含む全15回で行う。 ほぼ教科書の目次に従い、各課を概ね1~2回で仕上げる予定である。補助教材としてプリントをKulasis上で配布する。参加者の理解度、文法授業の進み具合によっては、以下に挙げた進度に少々変更が生じることもある。 第1週 綴りと発音 第2~3週 動詞の現在人称変化 第3~4週 名詞の性と定冠詞・不定冠詞の格変化 第5~6週 不規則動詞・命令形 第7~8週 名詞の複数形・人称代名詞の格変化 第9~10週 冠詞類・否定表現、人称代名詞・特殊な変化をする名詞・疑問詞 第11~12週 前置詞、形容詞の格変化・序数 第13~14週 話法の助動詞・未来形、分離動詞と非分離動詞 |
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Evaluation Methods and Policy | 成績評価については、おおむね学期末試験30%・平常点70%としますが、絶対的で固定的なものではなく、単純出席点以外に平常時の取り組み姿勢や課題提出など、なるべく様々な視点から評価するようにします。特に、学習上の意見や疑問点(意見のほうを重視します)などを発言される姿勢を評価します。漫然と聴講するよりも積極的に取り組まれてください。 | |||
Course Requirements | Refer to "Handbook of Liberal Arts and General Education Courses". | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 毎授業ごとに復習問題を宿題として課しますが、予習だけを課す時もあります。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | コトバそしてドイツ語文法, 齋藤治之, (朝日出版社・2015年), ISBN:9784255253817 | ||
References, etc. |
辞典は、初級終了後にもドイツ語の学習を予定されている方には、『独和大辞典コンパクト版』(ISBN-13:9784095150321)を推薦します。 本格的にドイツ語に取り組まれる予定の方には、『木村・相良 独和辞典 (新訂)』(ISBN-13:9784826800013)を推薦します。 それ以外には特に推薦ないし指定はありません。 |