ILAS Seminar :Organic chemistry for sustainable society - Synthesizing valuable molecules
Numbering Code | U-LAS70 10001 SJ50 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | seminar |
Target Year | 1st year students | Target Student | For all majors |
Language | Japanese | Day/Period | Tue.5 |
Instructor name |
MIKI KOUJI (Graduate School of Engineering Associate Professor) FUKAZAWA AIKO (Institute for Integrated Cell-Material Sciences Professor) FUJIHARA TETSUAKI (Graduate School of Engineering Associate Professor) KIMURA YUU (Graduate School of Engineering Associate Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | 有機化学は,現代社会における豊かな生活の根幹を支えるものづくり,特に「役に立つ分子」を生み出す技術の礎となっている.この講義では,発光素子や太陽電池に用いられるパイ共役系分子,細胞内の酵素活性を追跡できる分子プローブ,がんなど特定の疾病を可視化できる生体腫瘍診断薬といった,有機合成化学が生み出す「役に立つ分子」の活躍分野に焦点を当て,それらの原理・基礎から最先端の研究について講義する.また,主に桂キャンパスにおいて最先端の実験器具・機器を用いた実習(有機合成実験)を行う.これらを通じて,有機化学の楽しさ・面白さを理解することを目的とする. | ||
Course Goals |
・有機化学の原理・基礎知識ならびに最先端の研究について理解する. ・実習(有機合成実験)を行うことで,有機合成の基本的な技術を習得する. |
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Schedule and Contents |
以下の各項目について講述する.各項目には,履修者の理解の程度を確認しながら,【 】で指示した回数を充てる.講義の進め方については初回ガイダンス時に受講者に周知する. なお,講義には毎回4名の教員が参加する.実験・実習は3班に分かれ,各班が並行して別々の課題に取り組む. (1) チュートリアル講義【2回:メインスピーカー 深澤】 高校と大学での「学び」の違い,有機化学の魅力について解説する.また,信頼性のある情報をスムーズに収集するためのコツ,文献の正しい引用の仕方を学び,科学研究で前提となる力を養う. (2) ガイダンス【1 回:メインスピーカー 木村】 以後の実習の進め方に関する説明を行う.提示されたいくつかの実験テーマの中からやりたい研究を選定する. (3) テーマごとの講義、分子設計と実験組み立て【1 回:木村・深澤・藤原・三木】 研究したいテーマに関する基礎知識などを習得する.目的とする機能をもつ分子を設計する.また,その分子を生み出すために必要な実験を組み立てる. (4) 実習(有機合成実験)【3 回:木村・深澤・藤原・三木(3コマ分×3回)】 前週までに設計した分子を実際に合成する.また,得られた分子の機能を評価する. (5) 考察,ディスカッション【1 回:木村・深澤・藤原・三木】 得られた成果を基に,予想と結果の差など考察する. (6) フィードバック【1 回:木村・深澤・藤原・三木】 |
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Evaluation Methods and Policy | 講義ならびに実習における平常点(出席と参加の状況,70点)と成果発表(30点)により評価する. | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 講義に必要な予習,復習については,初回ガイダンスおよび各講義において指示する.初回ガイダンスまでに予習は必要としない. |