Wisdom by information
Numbering Code |
G-LAS15 80016 LJ13 G-LAS15 80016 LJ34 G-LAS15 80016 LJ95 |
Year/Term | 2022 ・ Second semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | Graduate students | Target Student | For all majors |
Language | Japanese | Day/Period | Mon.2 |
Instructor name | ZHAO LIANG (Graduate School of Advanced Integrated Studies in Human Survivability Associate Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course |
智慧とはなにか.どうしたら賢くなるか.本授業は,これらの問題に対して,最近の科学技術の進展を踏まえて考察する. まず,生命の本質に関して,物理学者や情報科学者,脳科学研究者らのエントロピーを用いて考察を紹介する.ただしエントロピーとは,系の乱雑さを示す量である.これらの考察から,物質系(自然)と生命の違いは,物質系ではエントロピーが増えていくのに対し,生命では自身のエントロピーを削減しようとすることが示唆される.即ち「自然は乱雑になっていき,生命は秩序を求めていく」と言える. この理論に対して,生物学や物理学,人類学,脳科学,認知科学,人工知能などの最新成果を踏まえてさらに考察する.テーマには,環境問題や学問,ホモ・サピエンスの生存,人類社会の発展,イノベーション,未来の生命などを含む.その考察から,智慧とは生命の活動として定義すべく,さらに学習と乱択(ランダムに選ぶこと)によって実装できることを提唱する.最後に,生命はどうやって智慧することによって大きい情報を手に入れることを示す. |
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Course Goals |
* 脳科学や認知科学,人工知能の基本と最新研究を学び,昔から未来まで生命・人類の直面する課題と挑戦を把握できる. * 総合的に宇宙や生命,人類,智慧,学習などについて考察できる. * 本授業で紹介する情報エントロピーや情報智慧論を用いて世界や生命,未来を考察できる. |
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Schedule and Contents |
1. 紹介 2. 宇宙,地球,生命,人類,人間社会に関する近年科学の認識 3. エントロピー,シュレディンガーによる生命の考察と近年の思考 4. ホモ・サピエンスの繁栄の秘密ー近年人類学者と歴史学者の考察 5. 自然進化論,自己組織化,散逸構造 6. 熱力学第二法則,マクスウェルの悪魔,情報とエネルギー 7. 人工知能 (AI) からの挑戦 8. 中間発表 9. 智慧とはなにか.創造と学習・乱択 10. イノベーション 11. 自由エネルギー理論ー脳科学の最先端 12. AIとAI倫理 13. シンギュラリティと超知能 14. 生命3.0,未来智慧への思考 15. 期末発表と評価 注:進行状況によって一部変更することがある. |
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Evaluation Methods and Policy | 平常点評価(含中間発表)30点,期末発表 30点,レポート 40点 | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 文献調査,発表準備,レポート作成など |