Introduction to Biology and Life Science
Numbering Code | U-LAS14 10001 LJ69 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Mainly 1st & 2nd year students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Mon.1 | |
Instructor name |
NAKASEKO YUKINOBU (Graduate School of Biostudies Associate Professor) SOTA TEIJI (Graduate School of Science Professor) KOHCHI TAKAYUKI (Graduate School of Biostudies Professor) SUGITA MASAHIKO (Institute for Life and Medical Sciences Professor) IGAKI TATSUSHI (Graduate School of Biostudies Professor) |
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Outline and Purpose of the Course |
地球上の生命現象を、マクロからミクロの視点まで、幅広くカバーしながら分かりやすく概説します。動物、植物、バクテリア、ウイルスまで、生態系を構成するすべての生物に関して、それらがどのように生まれ、生活し、子孫を残し、そして我々ヒトと関わるかを解説します。 38億年前に生命が誕生し、我々人類を含む多様な生物が生まれました。その進化の歴史とともに、現在それらがどのように互いに関わりを持ちながら生きているかを学びます。その背景として、DNAやタンパク質などの化学物質がいかに細胞を構築し、その恒常性を保っているか、そしてその細胞たちがどのように個体の中の、さらには個体間の生命現象を支えているかを学びます。さらに、これらの仕組みを解明してきた科学者達の発想、論理、実験方法、そして成果についても紹介します。これまでの生物学の履修経験や、今後の専門分野にとらわれず、すべての学生に「生物学とは何か、生命科学とは何か」を分かりやすく解説します。 |
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Course Goals |
・マクロからミクロまで、幅広い視点で生命現象を知る。 ・それぞれの生命現象の背景にある仕組みを理解する。 ・自分が興味を持てる生命現象を探し、自主的にさらに深く学習する能力を養う。 |
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Schedule and Contents |
以下の各項目について講述する。各項目には、受講者の理解の程度を確認しながら、【 】で指示した週数を充てる。各項内のトピックの順序は固定したものではなく、講義担当者の講義方針に応じて、適切に決める。 (1)生体分子の形とはたらき、細胞の構築、生存原理、ゲノム情報【3週】 (2)進化と多様性、生態系と地球環境【2週】 (3)植物の生存戦略と環境・食料問題【3週】 (4)ウイルスと免疫、宿主と環境の相互作用【3週】 (5)個体の発生の恒常性、脳のはたらき、再生医療【3週】 第15回 筆記試験 第16回 フィードバック(方法は別途連絡) |
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Evaluation Methods and Policy | 期末試験で評価する。 | |||
Course Requirements | 高校で生物基礎を履修していることを推奨する。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 教科書、授業で配付した資料などの内容に関して毎回復習すること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | フロンティア生命科学, 京都大学生命科学研究科, (講談社), ISBN:9784065038017 |