ILAS Seminar :Economics of Household Finance
Numbering Code | U-LAS70 10001 SJ50 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | seminar | |
Target Year | 1st year students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Thu.5 | |
Instructor name | UNAYAMA TAKASHI (Institute of Economic Research Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
現在の日本経済を理解する上で、消費について考察することは不可欠である。新聞などの報道、書籍、学術論文などで消費の動向はさまざまに分析されている。しかし、その元となる消費のデータがどのように作られているのかを知る人は多くない。 この講義では、政府統計などでどのように消費が把握されてきたのかを概観する。また、その消費のデータがどのように使われてきたのかについても紹介する。その上で、消費のデータが現在直面する問題について議論し、その解決策について考える。 |
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Course Goals |
・経済データの作られ方について理解する ・データの蓄積が経済学の発展に果たした役割を理解する ・データの構築には、どのような知識や技術が必要かを理解する ・実際の経済現象をデータの観点から批判的に考察する能力を習得する |
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Schedule and Contents |
第1回 ガイダンス 第2回 消費と日本経済 第3回 消費のデータと経済学の発展① 第4回 消費のデータと経済学の発展② 第5回 政府統計の作成方法① 第6回 政府統計の作成方法② 第7回 政府統計の限界① 第8回 政府統計の限界② 第9回 新しい消費データ① 第10回 新しい消費データ② 第11回 新しい消費データの課題① 第12回 新しい消費データの課題② 第13回 消費分析の実践① 第14回 消費分析の実践② 第15回 フィードバック(方法は別途連絡) |
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Evaluation Methods and Policy | 平常点(70点)、プレゼンテーション(30点)により評価する。平常点は授業への参加状況、議論への貢献により評価する。 | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 理解度の確認のために簡単な確認問題を出す場合がある。学生による報告回は、報告担当者はスライド等を事前に準備・共有すること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | プリント等を配布 |