Programming Practice (Excel VBA)

Numbering Code U-LAS30 20037 SJ10 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Tue.5
Instructor name KOYAMADA KOUJI (Academic Center for Computing and Media Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course 本講義では,プログラミングの基本技術を学びながら,Excel VBAを用いたデータ分析を実践することを目的とする.

Excelは,表計算ソフトであり、様々な計算式を使う事によって、簡単な分析やグラフ表示が行えるようになっている。また、インターネットで公開されているデータは、Excel形式で表現されていることも多い。Excelでは、大きなデータや高度な分析を効率よく処理するためにプログラミング言語Excel VBAが提供されている。本講義では,文系・理系を問わず様々な分野で活用されているExcel VBAを用いて,データ科学の基本手法の解説およびプログラミング演習を行う.
Course Goals 本授業を履修し,学修目的を達成した結果,Excel VBAについて,その基本的活用能力を習得することができる.また、それらの能力を前提として,Excel形式データ分析用プログラムを実装することができるようになる.
Schedule and Contents 1.授業の目的と概要(1回)
到達目標と成績評価について説明する。
2.Excel基本的操作技術(2回)
セルの考え方、特に、相対参照と絶対参照について学ぶ。 また、Excelにおいて、複数の手順を記憶して、自動的に実行させるマクロ機能に関して学ぶ。
3.Excel分析ツール、ソルバーツールを使った基本的データ処理(2回)
シート上のデータからモデル式を導出し、その最大・最小値を求める方法について学ぶ。また、ソルバーツールを使って、深層学習におけるニューラルネットワークの重みを求める方法について学ぶ。
4.プログラミングの基礎(2回)
手続き型言語の基本の構成要素(式の評価、変数、代入、逐次実行、条件分岐、繰り返し、関数)やオブジェクト指向について学ぶ。
5.Excel VBAを用いたプログラミング(2回)
シート上のデータに対して処理を行うプログラミングについて学ぶ。
6.Excel VBAを用いたプログラミング実践
具体的な課題について Excel VBAを用いたプログラミングを行うための基本を学ぶ。
6.1.機械語翻訳プログラムの作成(1回)
複利計算を行う機械語をセルに記入し、それを解釈して、セルをメモリとして使う仮想計算機を構築する方法を学ぶ。
6.2.物理シミュレーションプログラムの作成(1回)
温度計算シミュレーションをシート関数とExcel VBAの両方を使って実現する方法を学ぶ。
6.3.機械学習プログラムの作成(1回)
回帰分析ツールをExcel VBAプログラムで制御し、最適なモデル式を導出する方法を学ぶ。
7.Excel VBAによるデータ科学について(1回)
Excel VBAによるデータ分析を使って、科学的方法をどのように実践するのかについて学ぶ。
8.成果発表(1回)
Excel VBAによるデータ分析結果について口頭発表を行い,受講生によるピアレビューに基づき、優秀者の場合、表彰を受ける。 
9.フィードバック【1回】
Evaluation Methods and Policy 別途ホームページで指示する投稿規程・要領に従って執筆されたプログラミング課題レポートと授業における積極性等を考慮して成績評価を行う.
Course Requirements プログラミングに経験はなくても興味をもっていること.インターネット,電子メール,ワープロ,表計算ソフト,プレゼンテーションソフトについて利用経験がある,もしくは授業期間内に自習できること.
Study outside of Class (preparation and review) 予習としては,授業で必要となるオンライン教育コンテンツを事前に視聴しておくこと.また,復習としては,指示されたデータを実際に処理して,Excelでグラフ表示すること.
References, etc. 必要に応じて授業中に指示する.

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