ILAS Seminar :Sustainable design for connecting life with forest

Numbering Code U-LAS70 10001 SJ50 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year 1st year students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Thu.5
Instructor name TOKUCHI NAOKO (Field Science Education and Research Center Professor)
AKAISHI DAISUKE (Field Science Education and Research Center Program-Specific Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course 京都大学が所有する演習林の持続可能な資源である木材を活用し、森と私たちの暮らしを繋ぐプロダクトの開発を実施します。このセミナーでは、VUILD株式会社に協力していただき、林業と建築を繋ぐ最先端のデジタルファブリケーションを活用したモノづくりを行っていきます。木材を調達するところからスタートし、製材加工・製造、デザイン、マーケティングといった、木材が森から伐採されて製品となって私たちの手に届くまでのプロセスを学ぶことができます。消費者や研究者ではなく実践者の立場から、地域や産業の様々な課題と向き合い、解決方法を模索していきます。自然や林業に興味がある人やデザインや建築に興味がある人等、理系・文系問わず参加してください。
Course Goals ・森里海、さらには人と自然が連環することの意義について理解する。

・木材調達から製材加工・製造、デザイン、マーケティングといった、木材が製品となって私たちの手に届くまでのプロセスを学ぶ。
Schedule and Contents 講師および講義予定 各課題についてそれぞれ1から2回を予定している。また、週末もしくは夏季休暇を利用して芦生研究林や上賀茂試験地でのフィールドトリップを行う。日程は受講者と相談の上決定する。授業回数は講義・実習・フィードバックを含め全15回とする。

1)森里海とSDGs(徳地 直子)
2)林業、森林の現状と課題(徳地、VUILD)
3)森林資源の持続可能な利用(徳地、VUILD)
4)新しい木材利用と共感を呼ぶデザイン(徳地、VUILD)
5)森里海のつながりと人のつながり(徳地、赤石)
6)森里海と人々の福利(well-being) (徳地、ゲストスピーカー:法理樹里(滋賀県琵琶湖環境科学研究センター))
7)持続可能性評価(徳地、ゲストスピーカー:福島誠子(環境省))
Evaluation Methods and Policy 各回でのディスカッションへの参加(50点)、レポート(50点)などから総合的に判断する。
Course Requirements 同時に開講している森里海連環学系科目「森里海連環学I」ならびに「森里海連環学II」を受講することが望ましい。
Study outside of Class (preparation and review) フィールドセンターのHPなどを通じて、森林に関する情報を得ておくこと。
講義以外に週末の先進地域の視察などを行うことがあります。
References, etc. 森のバランス, 森林立地学会, (東海大学出版会)
森里海連環学, 山下 洋 編, (京都大学学術出版会)
Related URL https://fserc.kyoto-u.ac.jp/wp/
https://fserc.kyoto-u.ac.jp/asiu/
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