ILAS Seminar :Sustainable Finance

Numbering Code U-LAS70 10001 SJ50 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year Mainly 1st year students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Wed.5
Instructor name KANAMURA TAKASHI (Graduate School of Advanced Integrated Studies in Human Survivability Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course 本講義では、近年注目を浴びているサステナブル・ファイナンス(持続可能な金融)を研究の対象とします。サステナブル・ファイナンスとは、顧客と社会の長期永続的な成長のため、環境・社会・ガバナンス(Environment・Social・Governance: ESG)の基準を事業または投資の決定に組み込むあらゆる形の金融サービスを指します。本講義では、ファイナンスに関する基礎的な知識を習得したうえで、グリーンボンド・排出権取引・ESG投資・グリーンフィンテックといったサステナブル・ファイナンスに関する最近の動向をいくつか簡単に紹介します。そしてグループごとに研究対象を決定したうえでそれらの問題点を設定し、その解決方法等についてグループごとにディスカッションを重ねることで、より具体的なリサーチを行います。
Course Goals サステナブル・ファイナンスの基礎を学ぶことで新たな視座を得るとともに、高校までの学習とは異なるリサーチについての初歩的な経験を得ることを目指します。
Schedule and Contents 【第1回】 ファイナンスの基礎(1):キャッシュフロー分析
【第2回】 ファイナンスの基礎(2):アセットプライシング
【第3回】 ファイナンスの基礎(3):リスクマネジメント
【第4回】 サステナブル・ファイナンスの動向(1):グリーンボンド、再生可能
      エネルギープロジェクト評価
【第5回】 サステナブル・ファイナンスの動向(2):排出権取引
【第6回】 サステナブル・ファイナンスの動向(3):ESG投資、グリーンフィンテック
【第7回】 研究対象の選択と決定:サステナブル・ファイナンスに関する動向として、グリーンボンド・排出権取引・ESG投資・グリーンフィンテックなどから研究対象を選択・決定する
【第8・9回】 問題の背景に関する調査と問題の設定に関するディスカッション(1)・(2)
【第10・11回】 問題の解決方法に関する調査とディスカッション(1)・(2)
【第12・13回】 リサーチに関する報告とディスカッション(1)・(2)
【第14回】   本講義のまとめと将来の方向性

*フィードバック(方法は別途連絡する)
Evaluation Methods and Policy 出席と議論への積極的な参加(40%)、グループでの発表(20%)ならびにレポート(40%)によって評価します。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業前に予習すべきこと:前回授業内容の確認・質問事項の整理
復習すべきこと:授業資料などを使って授業内容の確認
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