Organization and Community Design
Numbering Code | G-LAS15 80013 LJ44 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Graduate students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Wed.2 | |
Instructor name |
YAMAUCHI YUTAKA (Graduate School of Management Professor) MATSUI HIROYUKI (Graduate School of Management Professor) |
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Outline and Purpose of the Course |
デザイン学の共通科目として、社会のデザインを考える基礎となる、社会科学の考え方を学ぶ。本来、リーディング大学院の博士課程を対象としてデザインされたものであり、コミュニティデザインなどの実践よりは、学術的な内容を重視している。 まず組織デザインの一般的な考え方(情報処理モデルやコンティンジェンシー理論など)をレビューした後、社会を実体として捉える素朴な考え方ではなく、行為、実践、物質性などに着目した組織化やセンスメイキングの考え方を議論する。行為遂行性(performativity)、文化、美学=感性論(aesthetics)などのトピックを含む。 安全の確保が確認できれば、琵琶湖でセーリングをするフィールドワークを実施する。琵琶湖にある旧第三高等中学校の木造艇庫を題材とし、コミュニティデザインを議論する。 |
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Course Goals | 組織やコミュニティという「社会」を対象としたデザインに関して、従来のデザインと比較し、どのような考え方があるのかを理解する。特に、様々な理論的枠組みを抽象的に理解するのではなく、具体的な状況において自らの体験に即して理解する。 | |||
Schedule and Contents |
講義とフィールドワーク(大津市)を組み合せる。学研災保険に加入しておくこと。 ただし、フィールドワークは、土曜日(後日指定)に実施する。 オンラインで行うことを想定している(状況を見て一部対面で実施する可能性あり)。事前にオンデマンド講義(ビデオ)を配信し、課題をした上で、zoomでのセッションでは反転授業を行う。 第1回 導入 第2回 総論 伝統的デザイン 第3回 総論 内在的デザインとその方法論 第4回 コミュニティデザイン: フィールドワークの事前講義 第5回 組織デザイン 1 第6回 組織デザイン 2 第7回 コミュニティデザイン: フィールドワーク 第8回 コミュニティデザイン: 発表 第9回 組織デザイン 3 第10回 文化のデザイン 1 第11回 文化のデザイン 2 第12回 文化のデザイン 3 追加で週末1日でフィールドワーク(授業3回分)を実施する。 |
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Evaluation Methods and Policy | 毎回のビデオ講義を踏まえた課題、組織のデザイン、コミュニティのデザイン、文化のデザインで簡単なレポートを課す。試験はしない。 | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 各回個人アサインメントとして、授業で学んだことを自分の身近な事例に即して議論し、簡単なレポートにまとめる。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 山内裕, 平本毅, 杉万俊夫. (2017) 『組織・コミュニティデザイン』(共立出版). | ||
References, etc. |
杉万俊夫 『グループ・ダイナミックス入門―組織と地域を変える実践学 』(世界思想社)ISBN:4790715884 山内裕 『「闘争」としてのサービス』(中央経済社)ISBN:4502137413 |