Theories of Foreign Language Learning and Teaching 2
Numbering Code | G-LAS14 80012 LB37 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture | |
Target Year | Graduate students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Wed.1 | |
Instructor name | NAKAMORI TAKAYUKI (Graduate School of Human and Environmental Studies Associate Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 外国語学習者が直面する音声処理上(聴解・発音・発話)の諸課題について,認知科学理論の知見を援用しながら検討する。教育学的可能性を探りつつ,基本的な知識とともに,幅広い視座と深い見識を身につけることを目標とする。外国語学習者の困難性を理論的に解明して,その成果を教授学習支援システム構築にどのように生かしていくのかについて,学校教育臨床研究の立場から多角的に考究する。 | |||
Course Goals |
1)外国語授業の構成要素を幅広く理解できる 2)学習者のつまずきの発見と対策を理論的に考究できる 3)言語技能とは何かについて多角的に理解したうえで段階性に従った効果的かつ効率的な指導理論を探究できる 4)実際の(あるいは架空の)指導上の問題を研究する際の手続きを考案できる |
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Schedule and Contents |
以下のテーマについて,2週程度を費やして論じていく。 1.音声の知覚 2.英語音声の諸相 3.調音コントロールと発音 4.視覚・空間認知と触覚 5.触覚による読解 6.認知とことばの発達 7.音声チャンクと外国語学習 8.教育現場の実態 |
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Evaluation Methods and Policy | 上述の各テーマについて,講義と発表を交互に展開していく。成績は,授業時に担当する数回の発表,および発表への参加状況に基づく。発表時間は30分,その後15分の質疑応答を行う。発表内容は,テーマに関連する論文や図書を最低でも計10点以上は読み,自らの問題意識を提起する。発表用のハンドアウト(PowerPoint可)を用意し,私には印刷して提出すること。必ず参考文献リストも付けること。 | |||
Course Requirements | 可能であれば,総合人間学部提供(コンソーシアム科目)の「英語学習指導論」(前期水1)を受講すること。または、拙著のうち、和書を熟読して理解しておくこと。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 教科書や上記文献の熟読。批判的思考。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | Foreign Language Learning without Vision: Sound Perception, Speech Production, and Braille, 中森 誉之, (ひつじ書房) | ||
References, etc. | 外国語音声の認知メカニズムー聴覚・視覚・触覚からの信号, 中森 誉之, (開拓社) |