Outline of Physiological Chemistry
Numbering Code |
G-LAS11 80007 LJ79 G-LAS11 80007 LJ86 |
Year/Term | 2022 ・ Intensive, Second semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | Graduate students | Target Student | For science students |
Language | Japanese | Day/Period |
Intensive December 22 (Wed) 1-5 periods, December 23 (Thu) 1-5 periods, December 24 (Fri) 1-6 periods |
Instructor name |
OGAWA JIYUN (Graduate School of Agriculture Professor) IRIE KAZUHIRO (Graduate School of Agriculture Professor) SAKAI YASUYOSHI (Graduate School of Agriculture Professor) MIYOSHI HIDETO (Graduate School of Agriculture Professor) KIOKA NORIYUKI (Graduate School of Agriculture Professor) Sasaki Tsutomu (Graduate School of Agriculture Professor) TAKESHIMA HIROSHI (Graduate School of Pharmaceutical Sciences Professor) KAKEYA HIDEAKI (Graduate School of Pharmaceutical Sciences Professor) OHNO HIROAKI (Graduate School of Pharmaceutical Sciences Professor) |
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Outline and Purpose of the Course |
2011年度に設立された生理化学研究ユニットでは、生命現象を化学的な手法を用いて解析するケミカルバイオロジーを基盤として、これに一般生理学を融合することにより、新たな学術となる「生理化学」を確立することを目的としている。これまてに得られた研究・教育実績に基づき、生理化学概論を開講する。 【研究科横断型教育の概要・目的】 生理化学概論は、農学研究科と薬学研究科による連携プロジェクトによる最先端の研究成果を、幅広く紹介するものであり、研究科横断型の大学院教育コースに相応しい内容である。本講義内容は、産業界において即戦力となる研究者リーダーの養成にも寄与するものと考えられる。 |
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Course Goals | 生理化学領域の最近の研究についての理解を深める。 | ||
Schedule and Contents |
下記の項目について講義をそれぞれ1-2回行う。 1.循環と輸送に関する生理化学 1) 筋細胞の収縮シグナルと薬理学 (竹島 浩、市村敦彦) 2) 細胞膜における細胞外環境の感知と細胞機能の制御 (木岡紀幸、永田紅、小段篤志) 2.老化に関する生理化学 1) レドックス動態と機能性化合物の生理化学 (阪井康能) 2) ミトコンドリア のエネルギー代謝の生理化学 (三芳秀人、村井正俊) 3) アミロイドβとアルツハイマー病の生理化学(入江一浩) 3.機能性食品・栄養に関する生理化学 1) 食欲の調節メカニズム(佐々木 努) 2) 報酬系―行動する動機の制御と食品による調節 (井上和生) 3) 肥満・エネルギー代謝と食品の機能性 (後藤剛、野村亘) 4) 食品機能・食料生産と微生物機能 (小川 順、安藤晃規) 4.疾患と創薬に関する生理化学 1) 多因子疾患治療薬シーズの探索・開発 (掛谷秀昭、倉永健史) 2) 化学構造に基づく医薬品の理解 (大野浩章、井貫晋輔) 3) 食品・生薬に含まれる機能性成分等の天然物の化学合成と活性評価(塚野千尋) フィードバック:講義終了後、質問に適宜対応する。 |
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Evaluation Methods and Policy |
【評価方法】講義終了後に提出するレポート試験、ならびに、毎回、出される課題に対するレポートの成績 にて評価する。 【評価基準】生理化学研究領域の理解度と知識に基づいた「評価基準」をもとに、その「達成度」を評価する。 |
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Course Requirements | 生化学、有機化学、分子生物学の基礎を修得していること。 | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 生理化学領域における重要な論文に、適宜、目を通しておくこと。 | ||
References, etc. | 特になし。 |