ILAS Seminar :Introduction to Esperanto
Numbering Code | U-LAS70 10001 SJ50 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | seminar | |
Target Year | 1st year students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Mon.5 | |
Instructor name | TIDA Syuntaro (Graduate School of Letters Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 「作られた言語」として知られるエスペラントだが、一人の提案により始められた、ある意味奇異な始まり以上のことを知る者は多くはない。言語の理解にはもちろん、語彙や文法を把握することが必要となる。それだけではなく、この授業では文法の「設計」やザメンホフの思想とそれに共鳴した人々の歴史を見るとともに、ある程度の使用者を擁し、今日まで活溌に使用されてきた状況についても綜合的に把握し、現象としてのエスペラントが提起する問題について考察を深めることを大きな目標としたい。 | |||
Course Goals |
・エスペラントの言語的特徴を理解する。 ・計画言語をめぐる歴史について把握する。 ・言語と人工性の問題について正しく説明する力をつける。 |
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Schedule and Contents |
第1回 ザメンホフ、アルファベートと発音、語順 第2回 エスペラントの使用実態、形容詞と数 第3回 ウェブとエスペラント(1)、所有表現、比較級・最上級 第4回 二葉亭四迷とエスペラント、対格 第5回 ウェブとエスペラント(2)、相関詞、命令形 第6回 フンダメント(土台、基礎)、前置詞、過去時制 第7回 ブローニュ宣言、エスペラントと宗教、数量、関係詞 第8回 プラハ宣言、不定詞、未来時制 第9回 ラウマ宣言、接続法 第10回 エスペラント原作作品、ウィリアム・オールド、能動分詞 第11回 種々の計劃言語とエスペラントとの因縁 第12回 日本からのエスペラントによる発信、宮沢賢治 第13回 エスペラントの人工性、派生形態法 第14回 新村出とエスペラント、数表現 第15回 受動分詞、言語の「完成」、まとめ |
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Evaluation Methods and Policy | 授業への積極的な参加(60%)、課題(40%) | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) |
・予習復習をすること。 ・ペースを守って指定の語彙を覚えること。 ・受講生は、受講後に、各自のレポートを提出する。 |
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Textbooks | Textbooks/References | 配布資料により授業を進める。 |