ILAS Seminar :Engineering eyes on underground phenomena
Numbering Code | U-LAS70 10001 SJ50 | Year/Term | 2022 ・ First semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | seminar |
Target Year | 1st year students | Target Student | For all majors |
Language | Japanese | Day/Period | Wed.5 |
Instructor name |
TSUKADA KAZUHIKO (Graduate School of Engineering Professor) MURATA SUMIHIKO (Graduate School of Engineering Associate Professor) |
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Outline and Purpose of the Course | 宇宙で起こっている現象は遠くても目で見ることができるのに,地下で起こっている現象は足元近くでも目で見ることができない。私たちは,地下に存在している様々な鉱物資源やエネルギー資源を探査し開発することで現在の豊かな社会を築き上げてきたが,資源探査や資源開発は見えない地下現象を工学の目で見ることで,安全かつ効率的・経済的に行われている。このセミナーでは,地下資源探査や開発の現場で用いられている工学の目となる技術,具体的には,地下を通過できない光に代わって地下を通過できる電気や音波を用いて地下現象を可視化する技術,地下現象を支配する物理法則や化学法則を物理モデルや数値モデルに取り込んでシミュレートする技術について学ぶ。また,これらを学ぶことで,資源探査や資源開発の面白さ,重要さ,用いられている技術の先端性を理解する。 | ||
Course Goals |
・地下資源の探査から開発生産に至る一連の資源開発技術を理解する。 ・資源探査と資源開発で用いられている地下現象の可視化評価技術について理解する。 ・物理モデルや数値モデルで地下現象をシミュレートして見る技術について実験を通して理解する。 ・資源探査や資源開発の面白さ,重要さ,用いられている技術の先端性を理解する。 ・実験と発表を行うことで,コミュニケーション力とプレゼンテーション力を養う。 |
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Schedule and Contents |
基本的に以下の計画に従って講義と実験を進める。なお,実験にはある程度まとまった時間が必要となるので,相談のうえ講義時間相当の時間を別途設けて実施する。 (1) 資源開発技術の概要【2回】:このセミナーのガイダンスを実施した後,資源探査技術と資源開発技術の概要について2回に分けて解説する。 (2) 資源開発における地下現象の可視化技術【2回】:資源探査と資源開発で用いられている地下現象の可視化評価技術について解説し,この後実施する物理モデル実験と数値モデル実験それぞれでシミュレートする地下現象を支配する法則について解説する。 (3) 物理モデル実験【5回】:簡単な物理モデル実験で資源探査に関する地下現象をシミュレートしその結果を検討してまとめる。 (4) 数値モデル実験【5回】:簡単な数値モデル実験で資源開発に関する地下現象をシミュレートしその結果を検討してまとめる。 (5) 全体発表と討論【2回】:物理モデル実験と数モデル実験で検討した内容と結果を発表し,全体で討論する。 (6) フィードバック:全体討論をフィードバックに充てる。 |
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Evaluation Methods and Policy | 出席および取り組み姿勢(30点),プレゼン(40点),および期末レポート(30点)により評価する。プレゼンとレポートについては到達目標の達成度に基づき評価する。 | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 物理モデル実験と数モデル実験で検討した内容と結果をPowerPointのスライドにまとめる。最後2回の授業で発表し,全員で討議する。学期最後にレポートにして提出する。 | ||
References, etc. | 必要に応じて紹介する |