Seminar on Japanese Language Education
Numbering Code | U-LAS29 20033 SJ48 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar (Foreign language) | |
Target Year | 1st year students | Target Student | International students | |
Language | Japanese | Day/Period | Thu.2 | |
Instructor name | PALIHAWADANA Ruchira (Institute for Liberal Arts and Sciences Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 日本語学習者の「日本語学習の目的」として「日本語そのものへの興味」が常に上位にランキングされる。その理由は果たして何か。学習者が惹かれる日本語の特徴とは何か。本授業では、文学部・文学研究科の学生と共に、「魅力的な日本語」及び「難しい日本語」の学習項目を選定し、多角的に分析する。日本人学生・日研生を含む混在グループで、誤用分析、用法分析、教科書分析等を行いつつ、日本語の魅力、特徴に迫る。 | |||
Course Goals |
本授業の到達目標は、 (1) 日本語に対する相対的な見方を形成しつつ、その背景にある社会文化的な諸要素に対する理解力を高めること (2) 日本語教育の基礎を学びつつ、選定した学習項目・用法を基にその基礎的応用力を習得することである。 |
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Schedule and Contents |
以下の通りに進めていく予定であるが、履修者の興味や背景に応じて変更する場合もある。 第1回 ガイダンス、初級日本語学習者の疑似体験、グループ形成 第2回 日本語学習者の初歩的動機/グループワーク①:テーマ選定 第3回 漫画・アニメ・J-Popの日本語/グループワーク②:選定した学習項目の分析 第4回 教授法とシラバス/グループワーク③:選定した学習項目の分析 第5回 日本語らしさとは?/グループワーク④:他言語との比較 第6回 教室活動/グループワーク⑤:教案作成 第7回 日本語の特質Ⅰ/グループワーク⑥:中間発表の準備 第8回 グループ別中間発表及び前半の総括 第9回 学習困難な日本語――学習を困難にしている理由とは?/グループワーク①:テーマ選定 第10回 「自然な日本語」とは?/グループワーク②:選定した学習項目の分析、他言語との比較 第11回 教科書分析/グループワーク③:教科書分析と改善案 第12回 社会・文化的要素への依存度の高い学習項目の扱い方/グループワーク④:使い分け基準 第13回 誤用分析の方法/グループワーク⑤:誤用分析 第14回 日本語の特質Ⅱ/グループワーク⑥:期末発表の準備 ≪グループ別期末発表≫ 第15回 フィードバック |
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Evaluation Methods and Policy |
以下の通りに評価する。 授業活動への参加度合:20% 中間発表・中間レポート:30% 期末発表・期末レポート:50% なお、演習科目であるため出席も重視する。 |
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Course Requirements | 日本語・日本文化研修留学生、文学部、文学研究科の学生 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 事前準備や授業外の共同学習を積極的に行うことが求められる。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | プリントを配付 | ||
References, etc. |
中上級を教える人のための日本語文法ハンドブック, 白川博之監修, (スリーエーネットワーク), ISBN:4-88319-201-6 成長する教師のための日本語教育ガイドブック(上), 川口義一・横溝紳一郎, (ひつじ書房), ISBN:4-89476-251-X 成長する教師のための日本語教育ガイドブック(下), 川口義一・横溝紳一郎, (ひつじ書房), ISBN:4-89476-252-8 |