Campus Life and Student Support

Numbering Code U-LAS40 20037 LJ26 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Mon.2
Instructor name MURATA JUN (General Student Support Center Associate Professor)
NAKAGAWA JIYUNKO (General Student Support Center Associate Professor)
WADA RYUUTA (General Student Support Center Senior Lecturer)
MIYATANI MASASHI (General Student Support Center Program-Specific Assistant Professor)
Outline and Purpose of the Course  充実した大学生活を送りづらい自分や他者を発見したとき、私たちはどう考え、行動したら良いのだろうか。悪循環を避け、多少なりともよりよい人間関係を築き、社会に働きかけていくため、学生支援の現場から浮き彫りにされる学生生活の多様な課題を提示・検討したい。学生生活への実際的な示唆をなるべく含んだ講義を行いたい。
Course Goals  日常の大学生活に起きるさまざまな体験や困難さに向き合い、主観的にも客観的にもとらえてみる視点をもてるようになり、自身や他者、社会への理解を深める。
 大学生なりの自立した生活を構築していくとともに、それが困難な場合、援助を適切な対象に求めることができるようになる。また、他者との関係性や適切な支援のあり方も考慮できるようになる。
Schedule and Contents ※2022年度の実施方法や内容については、新型コロナウイルス感染症の影響による社会状況や大学の方針によって変更する場合がある。以下は、対面形式で授業を実施する場合の計画と内容であり、オンライン形式に変更する場合は何らかの変更を加える可能性がある。

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 4人の講師によるリレー講義。それぞれの講師の興味・経験・個性を背景として、提示したテーマに沿った講義を行う。全体でアカデミックカレンダーを超えない範囲で、フィードバックを含めた全15回の授業で、各テーマにつき3~4回程度の講義を行う予定。各講師のテーマと、そこに含まれるサブテーマは以下のとおり。なお、担当者によって、ディスカッションや個々に発言を求めることがある。

1(村田)大学と多様性(3~4回)
 社会には多様な個が存在する。大学生活をおくることも、その社会のなかでの出来事のひとつである。多くの個性が交わる大学という時間と空間において、過去・現在・未来という視点と他者・社会との関係性を軸に、多様性について考える。

2(宮谷)障害と大学生活(3~4回)
 “障害”の世界は案外すぐそばにある。障害をキーワードに身近なトピックスを学んでいくなかで、自分自身の周りを見直し、大学生活について考える。

3(和田)自己・他者・社会について考える(3~4回)
 大学生活の中では、自分自身や自分以外の人、さらにはより広い社会について考えたり、時に直面せざるをえないことが起こることもある。そうしたことにどう向き合い、折り合いをつけていけるか、「大人になること」や「自己と他者との関係」などから考える。

4(中川)キャンパス・ハラスメントを考える(3~4回)
 大学の日常生活の延長でキャンパス・ハラスメントに遭う、あるいはしてしまう可能性をネット、エロス、パワーの局面で心理的に考察する。
Evaluation Methods and Policy  各講師が扱うテーマごとに課す小レポート計4回。4回中3回以上の提出を必要条件とする。4回の評価の平均を基本として総合的に判断する。
 課題に真剣に向き合っていることが伝わる表現ができているレポートは、高評価になりうる。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review)  講義中に紹介する参考書は、決して全部とは言わないが、興味を持たれたものについてぜひ読んでみることをお勧めする。
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