Social Issues in Contemporary Japan

Numbering Code U-LAS07 10007 SJ31 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year 1st year students Target Student International students
Language Japanese Day/Period Thu.3
Instructor name SAKODA SAYAKA (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 現代日本の社会問題について、人口構造・ジェンダー・雇用・不平等に焦点を当てて、その歴史的変遷と現状を把握する。家族・市場・政府の機能がどの様に失われ、現代社会にいかなる歪みをもたらしているかを考える。
Course Goals 1. 現代日本の社会問題を、統計資料や公文書等を経済学・社会学の手法を用いて分析し、理解する。
2. 現代日本の社会問題を諸外国の社会問題と比較することで、現代日本社会の特徴を理解する。
Schedule and Contents 基本的に以下の順序で講義を進める。ただし講義の進み具合に応じて、講義の順番や回数を変更することがある。

第1回  イントロダクション・ガイダンス

人口問題
第2回  人口ピラミッドとその変遷
第3回  少子高齢化社会の制度設計
第4回  晩婚化・未婚化

ジェンダー論
第5回  女性の社会進出の歴史
第6回  家庭における役割分業:専業主婦・専業主婦志向 諸外国との比較
第7回  ジェンダー意識と結婚行動
第8回  離婚・再婚・不倫

格差社会
第9回  日本の経済格差(1)
第10回 日本の経済格差(2)
第11回 効率化と所得再分配政策

労働問題と若年層の社会参加
第12回 日本の労働形態(非正規雇用・フリーター・ニート)とその問題
第13回 貧困
第14回 社会的排除(ひきこもり)
第15回 フィードバック
Evaluation Methods and Policy 授業やディスカッションへの参加度(30%)および期末レポート(70%)
Course Requirements 日本語・日本文化研修留学生専用科目として開講する。
Study outside of Class (preparation and review) 参考文献をもとに予習・復習してください。
Textbooks Textbooks/References 毎回プリントを配布する。
References, etc. 日本の経済格差―所得と資産から考える, 橘木俊詔, ( MIT press), ISBN:978-4004305903
夫婦格差社会, 橘木俊詔・迫田さやか, (中央公論新社), ISBN:978-4121022004
日本社会のしくみ 雇用・教育・福祉の歴史社会学, 小熊英二, (講談社), ISBN:978-4065154298
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