Gender Studies

Numbering Code U-LAS04 20042 LJ32 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Lecture
Target Year All students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Tue.3
Instructor name KAWASHIMA TAKASHI (Graduate School of Letters Associate Professor)
YOSHIDA MARIKO (Institute for Liberal Arts and Sciences Professor)
OCHIAI EMIKO (Graduate School of Letters Professor)
Outline and Purpose of the Course  現代社会に生きる女性や男性は、その性別(ジェンダー)ゆえに、どのような問題に直面しているのだろうか。その現実に多面的に光を当て、淵源を探ることにより、日常の中でジェンダーにまつわる問題に気づき、課題解決のための実践ができるようになるための基礎的知識を身につけることをめざす。
 生物学的性と社会文化的ジェンダー、ジェンダーの歴史、近代社会の成立と転換に伴うジェンダーの変容、さらにヨーロッパ、北米、アジア諸国との国際比較等について学ぶことにより、現代日本のジェンダーを広い視野に位置づけ、課題解決の実践的方法を考える。
 オムニバス講義のかたちをとり、学内外からゲストスピーカーをお招きして、さまざまな研究分野においてジェンダーが開くパースペクティブを示していただく。特に男性にとってジェンダー問題とはどのような意味をもつのかについての講義を充実させる予定である。また性的同意についてのワークショップなど、日常の実践に役立つ授業も計画している。
Course Goals (1)日常の中でジェンダーにまつわる問題に気づくことができるようになる。
(2)ジェンダーについて筋道立てて考えるための視角と基礎的知識を得る。
(3)現代日本のジェンダーを広い視野に位置づけて理解し、課題解決の方法についての見通しをもつ。
Schedule and Contents 第1回 導入
第2回 生物学的に見た性別
第3回 社会文化的に見たジェンダー
第4回 文学から見たジェンダー 
第5回 日本の歴史とジェンダー(1)
第6回 日本の歴史とジェンダー(2)
第7回 グローバルヒストリーとジェンダー(1)
第8回 グローバルヒストリーとジェンダー(2)
第9回 近現代社会におけるジェンダー
第10回 現代社会におけるジェンダー問題
第11回 男性性(マスキュリニティ)
第12回 LGBT、SOGI
第13回 ジェンダー政策
第14回 日常における実践

(ゲストスピーカーの都合により順序や内容が変更になる場合がある)
Evaluation Methods and Policy 平常点(毎回提出する小レポート)により評価する。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 毎回の授業の後、1週間以内に小レポートを書いて提出する。
Related URL http://www.cwr.kyoto-u.ac.jp/
PAGE TOP