Japanese Academic Writing I

Numbering Code U-LAS29 20028 SJ48 Year/Term 2022 ・ Second semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar (Foreign language)
Target Year 1st year students Target Student International students
Language Japanese Day/Period Mon.3
Instructor name AKUZAWA KOYO (Institute for Liberal Arts and Sciences Senior Lecturer)
Outline and Purpose of the Course 論文・学術的レポートを日本語で書く上で必要な基礎的な知識・技能を身につける。
Course Goals ・自分で資料を集めて、その論旨を上手にまとめられるようになる。
・論文で使う日本語表現を学んで、使えるようになる。
・議論の展開の仕方を学んで、短い意見文が書けるようになる。
Schedule and Contents 日本語で論文を書く上で必要な基礎的知識(資料の探し方、論文の要約方法、参考文献の書き方など)を学ぶ。また、論文で使う文体、日本語表現などを実例や実践を通しながら学び、最終的にいくつかのテーマに基づいた意見文を完成させる。

第1回 オリエンテーション/論文とは
 論文がどのような性質をもっているのかを学ぶ。
第2回 論文の文体と表現①
 学術的文章の特徴を知る。
第3回 論文の文体と表現②
 学術的文章の特徴を実践を通しながら学ぶ。
第4回 資料の探し方・集め方
 資料の種類と性質、集め方を知る。
第5回 引用とは/引用の仕方と参考文献の書き方
 引用の基礎、引用の仕方、参考文献の書き方を学ぶ。
第6回 要約の基礎/論文要約①
 要約の基本を学び、短い日本語の意見文を要約する。
第7回 論文要約②/論文の種をまく
 実際の小論文を要約してみる。論文に疑問をぶつける練習をする。
第8回 文のタイプ(事実・意見・行動を述べる文)
 事実と意見を分けることの重要性を知る。いかに日本語で事実・意見・行動を書き分けるかを学ぶ。
第9回 論文の基本構成①
 論文の書き始めに関する基礎知識を学ぶ。
第10回 論文の基本構成②
 論文での議論の展開方法を学ぶ。
第11回 論文の基本構成③
 論文の締め方を学ぶ。
第12回 図表・グラフ作成の基礎/図表・資料の表現
 図表・グラフ作成の基礎とそれらを提示するための表現を学ぶ。
第13回 意見文の推敲(日本語)
 他人の意見文と比較しながら自分の意見文の日本語を推敲する。
第14回 他人の意見文を評価する①(内容)
 他者の意見文を評価しながら自身の意見文の内容を推敲する。
第15回 他人の意見文を評価する②(内容)
 他者の意見文を評価しながら自身の意見文の内容を推敲する。
第16回 フィードバック
Evaluation Methods and Policy 授業への参加度(30%)、課題(30%)、意見文完成稿(40%)によって評価する。
Course Requirements 日本語・日本文化研修留学生専用科目として開講する。
Study outside of Class (preparation and review) 授業では、授業外で行う課題を用いての実践やグループワークを行うことがあるので、課題には計画的に取り組むこと。
Textbooks Textbooks/References 論文ワークブック, 浜田麻里ほか, (くろしお出版, 1997), ISBN:4-87424-127-1
References, etc. レポート・論文を書くための日本語文法, 小森万里・三井久美子, (くろしお出版, 2016), ISBN:978-4-87424-718-1
小論文への12のステップ, 友松悦子, (スリーエーネットワーク, 2008), ISBN:978-4-88319-488-9
留学生のための論理的な文章の書き方, 二通信子・佐藤不二子, (スリーエーネットワーク, 2000), ISBN:978-4-88319-257-1
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