English Reading ER40,ER41 1φ2,1

Numbering Code U-LAS20 10001 SB48 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar (Foreign language)
Target Year 1st year students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Wed.1/Wed.2
Instructor name KATSUMATA NAOYA (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor)
Outline and Purpose of the Course この授業の目的は、学術・研究論文を限られた時間のなかで速読して、正確に理解する能力を修得することである。学術の世界では、自分の研究成果を発表する以前に、他の研究者によって書かれた膨大な量の論文を読む必要があり、そのためには速読、多読の訓練が必須である。このような訓練は、将来研究者になることを目指す学生にとってのみならず、企業に就職するなど広く社会に出ていくことを希望する学生にとっても、重要な訓練となるはずである。それと同時に、英語の総合的な運用能力も高めるために、質疑応答や筆記試験を英語を使って行うなど、英語を実際に使う場を積極的に設ける。
Course Goals 学術・研究論文を限られた時間のなかで速読して、正確に理解する能力を修得することを到達目標とする。
Schedule and Contents 「授業の大きな流れ」
比較的短い英語の文章を、辞書を引きながら丁寧に読む訓練は、これまでの英語の授業でなされてきたと思う。大学におけるアカデミックリーディングでは、膨大な量の論文を比較的短い時間で読み、理解するために、速読、多読の訓練を行う。辞書を使わないで、知らない単語は意味を類推しながら読んでいく、大事そうな個所とそうでもない個所を見分けながら読んでいく、個々のセンテンスを一つずつ読むのではなく、パラグラフ全体を一つの絵のようにとらえて理解する、等々の訓練を行う。

「授業における具体的な作業」
毎回、速読、多読用の学術論文のプリント(10ページ程度)を配布する。学生はあらかじめ自宅で、そのプリントを、辞書を使わずに速読してから、段落ごとに内容をまとめておく。授業では、そのプリントについて解説するとともに、段落ごとの内容を確認する。この作業を3回行った後、4週目に確認のテストを行う。

テキストの内容については、人文学、社会科学、自然科学のさまざまな分野から、幅広く選ぶ(例:多重人格障害、笑いの構造、進化論、死生観、プロジェリア、ポスト植民地主義、フラクタル幾何学、人種観、相対性理論など)。

「授業スケジュール」
第1回:ガイダンス
第2回~第5回:第1ターム(上述の授業内容)
第6回~第9回:第2ターム(上述の授業内容)
第10回~第13回:第3ターム(上述の授業内容)
第14回:予備日
定期試験日:期末試験
第15回:フィードバック
Evaluation Methods and Policy 5回以上欠席した場合は成績評価の対象としない。

「評価方法」
平常点評価:50%(毎回提出する課題、小テスト、授業内での発言など)
定期試験(筆記):50%
Course Requirements Refer to "Handbook of Liberal Arts and General Education Courses".
Study outside of Class (preparation and review) 毎週、課題プリントを速読の上、段落ごとのまとめを提出することが要求される。
Textbooks Textbooks/References プリント配布
References, etc. 授業中に紹介する
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