Readings in Humanities and Social Sciences (All Faculties, English)-E1 :Man and Society in the English Novel
Numbering Code | U-LAS03 10001 SB48 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
---|---|---|---|---|
Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | 2nd year students or above | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Wed.3/Wed.4 | |
Instructor name | HIRONO YUMIKO (Graduate School of Human and Environmental Studies Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
イギリス小説を読む。人間の運命・道徳的選択・孤独・社会との関係など、多様なテーマを含んだ作品を取り上げて、人間の諸問題についての考察を深め、教養を養う。講義形式と演習形式とを組み合わせて、読解力を鍛える。それによって、学術研究のための土台となる語学力を強化する。授業では、19世紀イギリスの小説家ジョージ・エリオットの小説『サイラス・マーナー』(1861)の原文(抜粋版)を精読し、作品解釈を試みる。 |
|||
Course Goals | 英文を精読する力を養い、原書を読む習慣を身に着ける。文学作品を読み味わう楽しみを経験することをとおして、教養を深める。また、たんに主観的な感想をもつにとどめず、テキストの言語・表現を客観的に分析する態度を身につけることによって、学術研究の土台となる考察力を養う。 | |||
Schedule and Contents |
●第1回 イントロダクション テキストのIntroductionにそって、作家ジョージ・エリオットの伝記的紹介、および作品『サイラス・マーナー』の背景となった時代・社会、エリオットの思想等についての紹介を行う。教科書の使用の仕方を説明し、授業の進め方と準備・発表の方法を周知する。 ●第2回~第13回 テキスト『サイラス・マーナー』の精読。第2回目はテキストのUnit 1を扱い、以後、授業では毎回1Unitずつ進める。 ・演習形態を組み入れつつ、作品の解釈やテーマに関する考察、批評の方法等について講義する。 ・教科書の各Unitに添えられたExercises(読解力を問う選択問題、キーワード・キーフレーズに関する発表)などを行う。 ・履修者は、課題を提出する。 ●第14回 まとめ 最終Unitまで読了し、これまでの精読の成果をまとめるとともに、今後の課題や疑問点について議論する。 ●第15回:フィードバック(別途連絡する) |
|||
Evaluation Methods and Policy | レポート試験と、平常の授業への取り組み(提出課題・授業参加状況など)により、総合的に評価する。レポート試験60%, 平常の授業への取り組み40%を目安とする。5回以上授業を欠席した場合は、成績評価の対象としない。 | |||
Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 授業中に扱う範囲のテキストを、毎回予習して授業に臨むこと。また、課題を提出すること。なお、第1回目からテキストを使用するので、教科書を持参すること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References |
Silas Marner: The Weaver of Raveloe , George Eliot(著),Hiroshi Ikezono(編), (大阪教育図書)
|