Readings in Humanities and Social Sciences (Law, English)II-E1
Numbering Code | U-LAS03 10007 SB48 | Year/Term | 2022 ・ Second semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | 2nd year students or above | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Wed.4 | |
Instructor name | WADA KATSUYUKI (Graduate School of Law Associate Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course |
本講義では、Gerhard Robbers, An Introduction to German Law, 2019を講読する。本書は、ドイツ法全般を概説したものであるが、このうちドイツ民法に関わる部分を講読し、日本民法との相違についても考える。 日本民法に大きな影響を与えたドイツ法の考え方について知ることは、多様な考え方の可能性に触れ、日本民法の立場を相対化する上で有益である。 本講義の目的は、①法学に関する英語文献の読解力を高めることとともに、②ドイツ民法との比較を通じて、日本民法の基本的知識を獲得することである。 |
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Course Goals |
①法学に関する英語文献の読解力を向上させる。 ②日本民法の基本的知識を獲得する。 ③ドイツ民法との比較により、多様な規律の可能性が存在することを理解する(自国の立場を相対化して考えることができる)。 |
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Schedule and Contents |
第1回 イントロダクション 授業の進め方や参考文献について紹介・説明し、必要に応じて和訳の担当部分を割り振る。 第2回~第14回 指定文献の講読 上で指定した教科書を順次訳読していく。1回の授業では1~2頁程度の進行を予定し、講読箇所は事前に各学生に割り当てる。担当箇所の和訳は、事前に電子メールで提出してもらい、その訳文を添削・解説する形で授業を進める。必要に応じて、英語の文法・表現や日本民法の知識に関する解説も行う。 第15回 期末試験/学習到達度の評価 ※フィードバック方法は別途連絡します |
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Evaluation Methods and Policy |
【評価方法】 平常点(出席、提出した訳文。30点)及び期末試験(70点)をもとに評価する。 ※期末試験は、到達目標に従い、英文の読解スキル・民法の基本的知識を問うものとする。 |
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Course Requirements | 外国文献講読(法・英)は専門への導入コースなので二回生以上を対象とする。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 割り当てられた担当箇所以外も、自分で目を通してくること。 | |||
Textbooks | Textbooks/References |
An Introduction to German Law, 7 Edition, Gerhard Robbers, (Nomos), ISBN:978-3848758340
授業に必要な資料はプリント配付する。 |