Readings in Humanities and Social Sciences (Law, English)I-E1

Numbering Code U-LAS03 10006 SB48 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year 2nd year students or above Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Wed.5
Instructor name UJI AZUSA (Graduate School of Law Associate Professor)
Outline and Purpose of the Course   本演習では、主権国家を取り巻く国際政治経済秩序への理解を深める。そして、今日のグローバル化した世界について、政治、経済の側面から多角的かつ理論的に考察することを通じ、学問的な素養を身につける。また、政治学の専門書の読解力の基礎を養い、英語文献への抵抗を払拭する。
本科目では、文献の精読が求められるが、英文の逐語訳をするのではない。むしろ、各段落・セクションの大意を捉えた上で、それについて考察し、自分なりの見解を導き議論することを目指す。というのは、英語で読解した内容を消化た上で「アウトプット」へとつなげることが、今日の社会で求められるスキルだからである。
 本演習で扱う文献は、後期に開講されるII-E1と比較すると、理論的な要素が抑えられおり英文は読みやすい。したがって、読解内容の確認後のディスカッションに、より重きを置く。
 
Course Goals ・政治学に関する英語文献の読解力と考察力を身につける。
・グローバル化と国家の関係を、政治経済的な視点から捉える。
Schedule and Contents 第1回目 イントロダクション
授業の進め方、文献の内容紹介のほか、講読にあたり必要な基本知識の解説を行う。

第2~13回目 テキスト講読
各回、要約担当者とディスカッションリーダーをそれぞれ4人程度割り当て、要約とディスカッショントピックを提出してもらう。(一人あたりの要約担当箇所は6~7ページ程度)

おおよそ、以下のテーマを扱う。

・市場と国家
・今日のグローバリゼーション
・自由貿易理論
・国際貿易制度
・政治のトリレンマ
・グローバルガバナンスの可能性
・資本主義の再考

第14回 まとめ

≪期末レポート試験/学習到達度の評価≫

第15回 フィードバック(具体的な方法については別途連絡します)
Evaluation Methods and Policy  平常点(要約、ディスカッションリーダーとしての貢献、授業時の発言、出欠等)および期末レポート試験の点数により評価する。詳細は授業中に説明する。
Course Requirements 外国文献講読(法・英)は専門への導入コースなので二回生以上を対象とする。
Study outside of Class (preparation and review)   予習としては、教科書の中で事前に指定したページを、その回の担当であるかを問わず全員が事前に読み、疑問点や感想、ディスカッショントピックに対する見解を用意してくる。
Textbooks Textbooks/References The Globalization Paradox, Dani Rodrik, (WW Norton &Company 2011), 本授業で扱う章のみPDF版を配布するので、各自で用意する必要はない
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