Readings in Humanities and Social Sciences (Law, English)I-E1
Numbering Code | U-LAS03 10006 SB48 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | 2nd year students or above | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Thu.1 | |
Instructor name | ISHIHARA KAYOKO (Graduate School of Law Senior Lecturer) | |||
Outline and Purpose of the Course |
本演習は、憲法学にかかわる英語の専門文献を精読することにより、そこでの議論に関する基礎的知識を身につけるとともに、英文の内容を理解したうえで正確に日本語へと翻訳する能力を養うことを目的とするものである。 具体的には、伝統的な「三権」分立の枠組みに対して提示される「Fourth Branch」に関する最新の文献を購読することとする。演習内では、訳文担当者が事前に割り当てられた箇所についての訳文を提出し、それに対して教員がコメントや補足を行うとともに、訳文担当者も含めた受講生全体で、内容や訳語に関する質疑応答や議論を行う。翻訳にあたっては、ただ英語を日本語へと逐語的に移し替えるのではなく、文献の内容を自分の頭で整理・把握したうえで、どのような日本語を当てるべきか、吟味したうえで翻訳することが望まれる。 |
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Course Goals |
・専門的な英語文献を正確に理解しつつ、その内容をよく整理したうえで日本語で表現できるようにすること。 ・憲法学における権力分立に関する議論について、日本と諸外国の統治機構の仕組みの異同を踏まえつつ、考察すること。 |
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Schedule and Contents |
Mark Tushnet, The New Fourth Branch Institutions for Protecting Constitutional Democracy, 2021.を精読する。 第1回 イントロダクション 授業についてのガイダンス、指定文献についての説明ののち、訳文の割り当てを行う。 第2回-第14回 訳文担当者が事前に提出した訳文を基礎に、指定文献の購読を進める。教員の側で添削や説明を行うほか、訳文担当者を含めた受講生全体で、内容に関する疑問点や訳語の適切さについて議論を行う。 ≪期末試験≫ 第15回 フィードバック(具体的方法は別途指示する) |
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Evaluation Methods and Policy |
平常点評価(授業への参加状況、提出された訳文の内容や授業内での発言、質問への応答:50%)と定期試験(筆記:50%)にて評価する。詳細については、授業内で説明する。 但し、特段の理由なく、翻訳担当回に翻訳を提出しなかった場合には単位を認定しない。 |
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Course Requirements | 外国文献講読(法・英)は専門への導入コースなので二回生以上を対象とする。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 自身が訳文を担当しない回についても、購読予定箇所と提出された訳文を事前に確認し、疑問点やコメントを考えておくこと。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | The New Fourth Branch Institutions for Protecting Constitutional Democracy, Mark Tushnet, (2021), ISBN:9781009048491, 購読箇所についてはコピーを配布する。 |