Readings in Humanities and Social Sciences (Law, English)I-E1
| Numbering Code | U-LAS03 10006 SB48 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
|---|---|---|---|---|
| Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
| Target Year | 2nd year students or above | Target Student | For all majors | |
| Language | Japanese | Day/Period | Thu.1 | |
| Instructor name | SUZAKI HIROSHI (Graduate School of Law Professor) | |||
| Outline and Purpose of the Course |
人は、社会生活を送る上で、様々な不測の事態により経済的不利益を被る危険にさらされている。資本主義社会では、こうした不測の事態に対しても基本的に個々人で対処しなければならないが、その際有用となるのが保険である。しかし、ほとんどの人が何らかの保険商品を購入するにもかかわらず、われわれが保険に関する教育を受ける機会は残念ながら多くはない。 本授業では、英国保険法に関する概説書のうち、保険契約法総論の部分を講読し、英文読解能力を養うほか、保険契約法にかかる基礎的知見を習得することを目的とする。 |
|||
| Course Goals |
・英語で書かれた専門的な文献の読解力を高め、外国の法に関する基礎知識も獲得する。 ・正確な日本語訳ができるように、日本語の表現力を高める。 |
|||
| Schedule and Contents |
授業では、John Birds, Insurance Law in the United Kingdom(Fourth Edition) (Wolters Kluwer, 2018)の第２編「The Insurance Contract:：General」を講読する。 第1回 イントロダクション 指定文献および著者の紹介、参考文献の紹介、授業の進め方と準備・発表の方法の説明を行う。 第2回～第14回 文献講読 指定文献を講読する。教員から事前に和訳を割り当てられた受講生が、該当箇所を和訳して予めPandAで和訳文を提出し、授業当日には教員および受講生全員で、和訳文の検討を行う。 第15回 期末試験 第16回 フィードバック（具体的な方法は別途連絡する。） |
|||
| Evaluation Methods and Policy | 平常点評価（授業への参加状況、和訳の出来：30%）と定期試験（筆記試験：70%）を組み合わせて評価する。ただし、授業への出席回数が７回以下である者や、PandAによる提出期限までの和訳文の提出を一度もしなかった者には、単位を認めない。 | |||
| Course Requirements |
外国文献講読（法・英）は専門への導入コースなので二回生以上を対象とする。 保険制度・保険法については授業の中で適宜解説するので（特に第１回授業では時間をかけて解説するのでできる限り出席すること）、受講に当たって特段の予備知識は必要ではない。 |
|||
| Study outside of Class (preparation and review) | 受講生は、毎回指定される範囲について、担当者が提出した和訳文を参考にしながら予習し、和訳文への論評が出来るよう準備しておくこと。 | |||
| Textbooks | Textbooks/References | 講読すべき文献は法学部で用意して配布する。 | ||
