Readings in Humanities and Social Sciences (Letters, English)A-E1
Numbering Code | U-LAS03 10002 SB48 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Seminar | |
Target Year | 2nd year students or above | Target Student | For liberal arts students | |
Language | Japanese | Day/Period | Tue.4 | |
Instructor name | YOKOCHI YUUKO (Graduate School of Letters Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | 本授業では、Sandalwood and Carrion: Smell in Indian Religion and Cultureという研究書の講読を通して、南アジアの文化において「匂い」や「香り」が伝統的にどのような役割を果たしていたかを学んでいく。その際、まず学術的な英語に親しむと同時に、英訳を通してではあるが、原典やその注釈などの一次資料を使った研究方法を学ぶことを目的とする。さらに、履修者各自が専門とする(予定の)文化において、「匂い」などの、重要ではあるが捉えがたい、感性的な文化に関心を持つための契機としてほしい。 | |||
Course Goals | 学術的な英語表現に慣れるとともに、英訳を通して一次文献資料の研究方法を学ぶ。また内容要約の練習を通じて、要点を抑えた学術的英語の読み方を身につける。 | |||
Schedule and Contents |
第1回 イントロダクション:教科書とするSandalwood and Carrionの内容を概観し、今後の授業の進め方を説明する。 第2回~第14回 まずPart 1 (Smells in Theory)からIntroductionを講読したのち、Part 2 (Smells in the World)とPart 3 (Smells in Practice)を中心としてテキストを講読する。毎回、次週の講読範囲の中から10行程度を選んであらかじめオンラインで和訳を提出することを課す。授業中には、提出された和訳を集めた和訳集に講評を加えながら、当該範囲の講読を行う。また時々、理解度を問うため、授業中に講読部分から段落の内容要約を行ってもらう。 第15回 定期試験 第16回 フィードバック |
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Evaluation Methods and Policy | 平常点(和訳の課題提出と授業中の内容要約:70%)、定期試験(30%)を総合して評価する。 | |||
Course Requirements | 自分が専門にしようとする学問領域について、ある程度具体的なイメージと意欲を持っていることが望まれるので、2回生以上を履修の条件とします。 | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 毎回、授業で講読する範囲については、予習をして一通り目を通しておくこと。また、毎回の和訳の課題提出は必須。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | Sandalwood and Carrion: Smell in Indian Religion and Culture, James McHugh, (Oxford University Press, 2012), ISBN:9780199916306, 授業中に講読する部分については、随時コピーを配布する。 |