Psychology II
Numbering Code | U-LAS04 10006 LJ46 | Year/Term | 2022 ・ Second semester |
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Number of Credits | 2 | Course Type | Lecture |
Target Year | All students | Target Student | For all majors |
Language | Japanese | Day/Period | Fri.3 |
Instructor name | OOKURA TOKUSHI (Institute for Liberal Arts and Sciences Professor) | ||
Outline and Purpose of the Course | 心理学の成り立ちと、人の心の基本的な仕組みおよび働きについて、発達心理学や法心理学の観点から論じる。具体的には、「自分とは何か」という問いを導きの糸として、前半では青年期のアイデンティティ問題を、後半では主体性が危機に瀕する事例や刑事司法における供述分析の事例などを扱う。 | ||
Course Goals | 他者との関係性の中で「自己」「記憶」「事実」ができあがってくる様相を理解し、自分自身の成り立ちについて具体的に把握することができる。 | ||
Schedule and Contents |
1.青年期における自己の揺らぎ(第1~4回) 2.アイデンティティ拡散はどう収束するか(第5~8回) 3.スタンフォード監獄実験(第9~10回) 4.甲山事件と生み出された物語(第11~14回) 5.フィードバック(第15回) |
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Evaluation Methods and Policy | レポートと授業中の小課題(レポート70%、小課題30%)。他者との関係性の中で自分自身が成り立っていることを理解できているかどうかを評価基準とする。 | ||
Course Requirements | None | ||
Study outside of Class (preparation and review) | 上記の参考書等を読み、「自己」「記憶」「事実」とは何であるかを考えておくこと。 | ||
References, etc. |
拡散 diffusion ~「アイデンティティ」をめぐり、僕達は今~, 大倉得史, (ミネルヴァ書房) 「語り合い」のアイデンティティ心理学, 大倉得史, (京都大学学術出版会) 証言台の子どもたち : 「甲山事件」園児供述の構造, 浜田寿美男, (日本評論社) 尼崎事件 支配・服従の心理分析, 村山満明・大倉得史(編著), (現代人文社) |