Practice of Basic Informatics (Faculty of Letters)

Numbering Code U-LAS30 10002 SJ11 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type Seminar
Target Year All students Target Student For liberal arts students
Language Japanese Day/Period Mon.3/Wed.3
Instructor name YAMAOKA SHO (Part-time Lecturer)
OOURA MAKOTO (Part-time Lecturer)
Outline and Purpose of the Course  大学での学びや社会的活動、また卒業後の大学院や社会における知的活動にとって必須である、情報検索、情報の表現・視覚化などの情報利活用の能力(情報リテラシー)と、情報機器の操作能力とその仕組みについての知識(コンピュータリテラシー)を修得する。また、現代社会において、情報の収集や発信を行う際に守るべき社会的ルール、マナー、倫理に関する最低限の知識を修得する。具体的には、実習を通じて、大学における情報ツールの使い方、各種アプリケーションの操作法を学びながら、情報の検索、得られた情報の表現法を身に着け、ネットワークにおける社会的マナーや、ネットワークやコンピュータの仕組みを理解していく。
 高校の「情報」レベルのスキルを持ち、コンピュータと主要なアプリケーションの基本的操作を一定程度身につけた学生を対象とするが、まったくのパソコン初心者やパソコンが苦手な学生をも対象とする。
Course Goals ● 学内の情報サービスとネットワークを活用できるようになる。
● 大学における知的生産(梅棹忠夫による造語)とはなにかを理解し、そのためにICTをどのように利用すればよいかが分かる。
● パソコンとそのOS、それに接続する外部機器の仕組みを通常利用することができる程度に理解する。
● コンピュータを利用して、各種書類作成やプレゼンテーション資料などを作成できる。単なる操作手順の暗記として行うのではなく、なぜそのような動作をすることになるのかを理解した上で行える。
● 学修に必要な情報を的確に検索できる。大学図書館が提供している情報源を利用できる。
● 情報社会の一員として相応しいマナーや倫理を守った形で、ネットワークサービスを利用できる。
Schedule and Contents  授業回数はフィードバックを含め全15回とする。 
 主に以下の内容を予定しているが、学習の理解度によっては取り扱う項目に変更が生じる場合もある。また、おおよそ1回のテーマで1週の授業を予定しているが、内容によっては2、3週にわたる場合もある。
  第1回イントロダクション、アンケート
  第2回学内情報サービスとネットワークの利用
  第3回大学における知的生産(梅棹忠夫による造語)とICT活用
  第4回パーソナルコンピュータとOSについて、その仕組みと基本操作
  第5回情報探索と図書館の利用(協力:文学研究科図書館職員)
  第6,7、8回表計算ソフトウェアによる情報の加工(2-3回)
  第9、10,11回レポート作成とワードプロセッサの利用(2-3回)
  第12回ネットワークを利用したコラボレーション
  第13,14回プレゼンテーションの技法(2回)
 コンピュータの基本的な使い方は一定程度理解していることを前提とするが、授業での説明は極力、仕組みや構成から丁寧に行っていく。
【フィードバックについて】 フィードバック時間に、研究室内に待機し、自習に基づいて質問に来た学生に対して解説する。メール等での質問も受け付ける。
Evaluation Methods and Policy  成績評価は、「平常点」(約20%)と「課題点」(約80%)との総合評価によって行う。
 なお、「平常点」については、メール作成のエチケットが遵守されていること、そして、演習の中で要求するコメントや意見などを評価対象とするので、単に演習に出席してメールを送るだけでは平常点とはならないので注意すること。
 また、「課題点」については、演習の中で提出方法や評価基準も含めて説明するので、できるかぎり出席し、積極的に情報を収集すること。また、課題提出の締切については厳守である。いかに課題内容を素晴らしく仕上げたとしても、提出期限が守られなければそもそも当該の課題を一切受領しないので、この点も注意すること。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) ● 演習前の予習については、必要となる場合にはあらかじめ指示する。
● 演習後の復習が最も重要となる。実質的には、毎回のテーマに沿う形で課題を出すが、1回の課題作成のために平均して2時間程度は作業が必要になる。
Textbooks Textbooks/References 市販の特定の教科書は使用せず、演習内容についてはウェブサイトにて公開する。
References, etc. 参考となる書籍やウェブサイトについては、演習中あるいは演習用のウェブサイトにて紹介する。
Related URL http://www.info.bun.kyoto-u.ac.jp/
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