ILAS Seminar :Drinking Water
Numbering Code | U-LAS70 10001 SJ50 | Year/Term | 2022 ・ First semester | |
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Number of Credits | 2 | Course Type | seminar | |
Target Year | 1st year students | Target Student | For all majors | |
Language | Japanese | Day/Period | Wed.5 | |
Instructor name | ITOH SADAHIKO (Graduate School of Engineering Professor) | |||
Outline and Purpose of the Course | わが国は、水道水を蛇口からそのまま飲むことができる世界でもまれな国である。一方、世界には安全な水を手に入れられない人々が約8億人存在し、それが原因で毎日5000-6000人の乳幼児が命を落としている。このセミナーでは、世界における衛生的な水へのアクセス問題から説き起こし、飲み水の安全性、流域の水環境、必要な技術、行政的なしくみ、国際協力などの多方面から、飲み水についてともに考えたい。 | |||
Course Goals | まず、飲み水の問題を考えるときに必要となる領域の広がりを理解する。本年度は特に健康影響との関連について考えてみたい。その上で、各自の課題を設定し、それぞれの視点から主体的に理解を深める。中間報告会と最終成果発表会で発表し、プレゼンテーション能力を高める。 | |||
Schedule and Contents |
1.水を巡る問題とその関連領域 2.世界における衛生的な水へのアクセス問題 3.飲み水の安全性と健康影響 4.浄水処理の技術 5.水道・下水道とその役割 6.飲み水の量と質を確保する技術に関するディスカッション 7.中間発表会 8.琵琶湖・淀川流域と水環境 9.流域の農林水産業と水道原水 10.水を巡る法律と管理のしくみ 11.水の経済学 12.国際協力とそのあり方 13.行政的施策のあり方に関するディスカッション 14.成果発表会 15.フィードバック |
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Evaluation Methods and Policy |
平常点50%(ディスカッションへの参加状況20%,課題に関する中間発表会と成果発表会30%) レポート50% |
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Course Requirements | None | |||
Study outside of Class (preparation and review) | 自分が関心をもつ領域をみつけ、その後は、自ら課題を設定して取り組みます。全ての学部の学生が、適切な課題を見つけられると思います。 | |||
Textbooks | Textbooks/References | 必要に応じてプリントを配布。 | ||
References, etc. | よくわかる環境工学, 伊藤禎彦、上月康則、山崎慎一、藤原拓、西村文武、山本裕史、橋本温、樋口隆哉、山中亮一、大谷壮介, (理工図書), ISBN:978-4-8446-0831-8 |