ILAS Seminar :Introduction to German Literature

Numbering Code U-LAS70 10001 SJ50 Year/Term 2022 ・ First semester
Number of Credits 2 Course Type seminar
Target Year 1st year students Target Student For all majors
Language Japanese Day/Period Wed.5
Instructor name MATSUMURA TOMOHIKO (Graduate School of Letters Professor)
Outline and Purpose of the Course  19世紀から20世紀にかけてのドイツ文学を代表する6篇の作品を翻訳で読み、その内容について受講者全員で討論をおこなう。これらの作品はいずれも、比較的読みやすいものでありながら、さまざまな解釈の可能性をはらんでおり、ドイツの文化、歴史、社会に関する理解を深めてくれるものである。
 授業の具体的な進め方としては、まずその回に取り上げる作品について、受講者に発表をおこなってもらい、そのあと作品のなかから重要な箇所を抜き出して全員で読み、討論をおこなう。学期末には、発表や討論の内容をさらに深めたレポートを提出してもらう。
 なお、ドイツ語の知識はとくに必要としない。



 
Course Goals ・ドイツの文学、文化、歴史、社会にかんする基礎的な知識を身につける。
・文学作品を読み解く技法を習得する。
Schedule and Contents 第1回 はじめに(授業の進め方を説明し、発表の担当者を決める)

第2・3回 シャミッソー『影をなくした男』(岩波文庫)

第4・5回 シュトルム『みずうみ』(岩波文庫)

第6・7回 トーマス・マン『トニオ・クレエゲル』(岩波文庫)

第8・9回 カフカ『変身』(岩波文庫)

第10・11回 エンデ『モモ』(岩波少年文庫)

第12・13回 シュリンク『朗読者』(新潮文庫)

第14回 まとめ(これまでの授業内容の総括)

第15回 フィードバック


     
Evaluation Methods and Policy ・授業での発表(30点)、授業への積極的参加(30点)、期末レポート(40点)によって評価する。
・レポートについては、到達目標の達成度にもとづいて評価し、独自の観点を提示したものには高い評価をあたえる。
Course Requirements None
Study outside of Class (preparation and review) 授業で取り上げる作品を自分で読んでおくこと。
Textbooks Textbooks/References  
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